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飲み会でチャンスをつかむ
社会人になると、会社の飲み会や接待などお酒を飲むお付き合いが増えます。
特に忘年会の時期は酒を飲む機会も多くなるでしょう。
会社の飲み会というと、上司に気を使ったりと面倒な印象を持っている人も多いでしょう。
ですが、お酒の席は普段あまり接点のない人と話できるチャンスでもあります。
せっかくなら、飲み会でいい印象を持たれましょう。
時間厳守
やむを得ない事情がある場合は別ですが、目上の人も出席をする飲み会では遅刻をするといい印象を与えません。
五分前に集合場所に到着できるようにしておきましょう。
どうしても遅れる場合は幹事に必ず連絡をするのがマナー。
そして、到着したら遅れたお詫びも忘れずに。
お酌の受け方
お酌の仕方、お酌の受け方「ビール」
アルコール代表とも言えるビール。
よく目にするからこそきちんとマナーを覚えておきたいものです。
注ぐときは瓶の中ほどを右手で持って、左手を軽く添え、瓶のラベルが上を向くように持ちます。
この時、手の甲が上にしましょう。
グラスが直接瓶に当たらないように気をつけてください。
注いでもらうときはグラスを傾け過ぎず、グラスの底に両手を添えましょう。
飲みかけの場合は飲み干してから注いでもらうようにしてください。
お酌の仕方、お酌の受け方「日本酒」
チェーンの居酒屋でもメニューに載っている日本酒。
徳利で出てくることが多いです。
注ぎ方は、徳利の胴部分を右手で持ち、左手は下側に添えながら、盃の八分目ほどを目安に注ぎましょう。
注ぎ口のないものは絵柄を上にします。
注ぐときは相手に必ず盃を持っていただくようにしてください。
盃がテーブルにある時にお酌をするのは「置き注ぎ」という失礼な行為になります。
注いでもらうときは、盃を両手で持ちます。
注いでもらった後は、そのままテーブルに置かず、必ず口を付けてから置きましょう。
お酌の仕方、お酌の受け方「ワイン」
交際クラブ・デートクラブの男性会員様とデートで行く高級レストランですと、ソムリエが注いでくれますが、カジュアルなレストランだと自分で注ぐ必要があります。
注ぐときははビールと同じようにボトルのラベルを上にします。
手でラベルを隠さないよう片手でボトルの下の方を持ち、反対の手でボトルを下から支えるようにして持ちます。
量は多くてもグラスの三分の一ほどにしてください。
注いでもらうときは、日本酒と違ってグラスをテーブルに置いたままにしておきます。
グラスを持ったまま、注がれるのを待つのはやめましょう。
飲み物のオーダー
グラスが空になっていることに気がついたら「何かお飲みになりますか?」と声をかけましょう。
お酒に弱い人、自分のペースでゆっくりと飲みたい人もいます。
しつこく勧めるのはやめましょう。
お酌のタイミング
追加のビールや日本酒を注ぐ場合は
「おつぎいたします」
「ビールでよろしいでしょうか?」
と、一言添えましょう。
空のグラスの置き場所
座敷と、空になったビール瓶やグラスをテーブルから下げて足元や襖の前に置く、という人も多いのではないでしょうか。
正しいマナーのように思われますが、それは違います。
濡れたグラスやビール瓶の水滴が畳を汚してしまうことになるからです。
大人数の飲み会では、途中でお手洗いに行く人が置いた瓶やグラスで足を滑らせてしまう危険もあります。
飲み終わったグラスや瓶はテーブルの端にまとめて置き、店員を呼んで下げてもらうのがマナーです。
口紅がついた場合
口紅がグラスについてしまったこと、女性なら一度は経験があるでしょう。
口紅がついたままのグラスは、見た目が良くありません。
口紅がグラスについてしまったら、さりげなく指先で拭き取りましょう。
油分の多い料理を食べた際は、ティッシュやナプキンで唇を押さえてからグラスに口をつけると良いでしょう。
水滴の吹き方
時間が経つと冷たい飲み物はグラスに水滴がビッシリ付いちゃいます。
そのままにしておくと水滴がポタポタ垂れて、あまり上品には見えません。
テーブルに紙ナプキンがある場合、それを使って拭きましょう。
ただし、夏場でかなりの水滴がテーブルに広がっている場合は布巾を借りて拭くといいでしょう。
他人のグラスの水滴を拭くと「気づかいのやりすぎ」「キャバクラ嬢みたいだ」と感じる人もいます。
拭くのは自分のグラスだけにとどめておく方が無難です。
まとめ
業界や会社によっては独特のルールがあったりします。
不安な場合は信頼できる先輩などにさりげなく聞いておくといいでしょう。
これらのマナーは交際クラブ・デートクラブでも活用できます。
くれぐれも飲みすぎには注意してください!