交際クラブに登録して以来、さまざまな失敗を経験してきました。
とくに私たち富裕層の男性の場合、自分の言動について周囲が気を遣ってくれる場面が多いので、それが正しいか否かがわからなくなってしまうことがあるんです。
私がとくに失敗だったと感じているのは、出会った女性に武勇伝を語っていたことが嫌がられていたという事実です。
交際クラブでの活動がなかなかうまくいかなかった時期が長く、それが理由だと初めて知りました。
皆さんも私の体験談から、心当たりがあるか考えて欲しいです。
ドラマティックな人生だった
私は大手企業出身のとある企業の社長です。
会社員時代もそれなりの収入ではありましたが、独立してから富裕層の仲間入りができる稼ぎとなり今に至ります。
しかし、ここまでくるのには決して平坦な道ではなく、数多くのエピソードがあったんです。
富裕層の男性の中には、元々おぼっちゃまのような方もおり、何不自由なく今の地位を手に入れたという方もいるかもしれません。
ただし、私のような成り上がりの富裕層の男性であれば、若い頃は本当に苦労したと思いますし、成長した今の自分が誇らしいと感じるはずです。
かの著名人とも仲良くなれたり、とにかく昔の自分に自慢したいですよね、今の姿を。
自分の人生がドラマティックであればあるほど、語りたくなるのが男ではないですか。
しかし、そんな武勇伝は女性には響かないのです。本当に、これに気がつける日がやってきて良かったと思います。
継続が決まらない日々
プロの女性たちと夜な夜な遊び歩いた私ですが、交際クラブをきっかけにそういった遊びはパタンとやめました。
若く、才色兼備なお嬢さんをサポートしながら恋愛できることを知り、お店とお客という立場ではないデートを楽しみたかったんです。
交際クラブには噂通り素敵なお嬢さんがたくさん登録していますし、コンシェルジュを介してスムーズに出会えるため毎日新鮮で興奮しました。
デートをする女性たちも一般の子たちですし、口説いている感覚がなんとも楽しかったです。
しかし、顔合わせデートをした後に次のデートのお誘いをするのですが、なぜかほとんどの女性たちから断られてしまいます。
それなりに手厚いサポートを約束していますし、彼女たちの同年代の男性の数倍、いや数百倍は資産を持っているのに、なぜなのか不思議でたまりませんでした。
武勇伝がダメだった
継続が決まらずに焦った私は、ヘアスタイルや美顔、さらに年甲斐もなく脱毛までしました。
筋トレをし、年齢以上に若い姿で女性たちを魅了しようと考えたのです。
しかし、どんなに頑張っても結果は同じで、継続にはいたりません。
そんな中、私はとある素敵な女性と出会うことになります。
年齢もかなり離れているものの不思議と話しやすい女性で、思わず交際クラブでの悩みを吐露したんです。
こんなに頑張っているし、社会的地位も財産もある自分がなぜモテないのか不思議だと伝えました。
女性は私に失礼がないように言葉を選んでいましたが、どうやら私の話がとてもつまらないということを伝えられます。
延々と武勇伝を語り、誰と知り合い、どこでパーティーをした、どんな時計や車を持っているかなど、自慢話をされれば辟易すると伝えられたのです。
“それはすごいと思わないのか”と伝えても、女性にはうざいと思われるだけで、そういった部分は控えめにするのがかっこいい大人と諭されます。
これには面食らいました。
リードしつつ女性をメインに話す
武勇伝をはじめ、さまざまな自慢話が女性に敬遠される理由と伝えられた私は、当初は理解できませんでした。
なぜダメなのか問い詰めたことでさらにその女性も嫌がったのでしょう、継続はありません。
それから冷静になり女性の言葉を思い返していたのですが、“武勇伝”で女性を口説き落とすなんて手段は、まさに夜のお店のVIP客のような態度のようなものです。
交際クラブは夜のお店ではありませんし、女性にとって私はお客さんではないんです。
さらに、すごいと思わせて口説き落とすという考え方自体がダメで、恋愛のようにまずはお互いに歩みよるところから始めないとダメだと気がつきました。
まとめ
社会的地位が高い富裕層の男性であれば、そのことを自慢したくなってしまうものです。
ちょっとぐらいの武勇伝であれば女性も受け入れてくれますが、やはり長々と聞いていて気持ちの良い話ではありません。
ビジュアルや経済力も重要ではありますが、女性にとって話していて楽しい男性、これがモテるんです。
交際クラブに登録していなければ、私はこの事実に一生気が付くことはありませんでした。
本当に、交際クラブや今まで出会ってきた女性には感謝しています。
女性をリードしつつ、女性の話を楽しく聞く、そして聞かれたらさりげなく自分のことを話すといったスタイルに変更したのです。
すると不思議です、女性と継続デートができる機会が増えたんです。
何事もゴリ押しはダメ、それを知れて今では良かったと思っています。