恋愛と結婚は、密接な関係があります。
恋愛関係が成熟して発展すると、結婚に至るのはみなさんもお気づきだと思います。
恋愛と結婚は、どちらも人生にとって大きな幸せになりえます。
相手といっしょにいるだけで幸せ、と思えることは人生の中でも数少ないのではないでしょうか。
知り合って恋人になって、そこから結婚に向かうためには、どのようなことを考えておけばいいのでしょうか。
恋愛と結婚との関係性を確認しつつ、考えてみましょう。
1.出会いの時から結婚を意識する人は少ない
世の中には多くの出会いのチャンスがあります。
友達の紹介、会社の同僚、お見合いでのご紹介、合コンや婚活パーティー、交際クラブ・デートクラブなどの「出会いの場」があります。
これらのチャンスを活かして、多くの異性と知り合って、恋愛関係にまで発展できれば、最終的なゴールは「結婚」になるでしょう。
でも、初対面で「この人と結婚するんだ」と考える人は、なかなかいません。
結婚を意識して接してこられると、逆にプレッシャーになって恋愛関係もうまくいかなくなります。
結婚は価値観を共有してはじめてできることです。
一方的に「30までに結婚する」「子どもは3人欲しい」と、相手に願望ばかり話すようでは、相手にプレッシャーでしかありません。
2.価値観は100%共有できない
パートナーは特別な存在ですが、元は他人です。
違う所で生まれ、違う環境で長い間生活してきたのですから、性格も習慣も価値観も考え方も違うはずです。
趣味や意見や考え方が合わないことがあるのは当然です。
自分の望み通りにはならない場合もあるでしょう。
自分と違うからこそいろんな刺激があって、ときめくのではないでしょうか。
無理に100%何もかも共有しようとすると、お互いに疲れてしまいます。
「みんな違ってみんないい」という関係性を構築する方が、お互いに楽でしょう。
価値観が違うパートナーだからこそ、新しい発見や新しい価値観に気付けます。
自分の幸せが広がると考えればといいのです。
結婚を意識し始めると、100%価値観を共有し合おうとする人がいます。
ですが、それは相手にも自分にもストレスをになります。
絶対にやめておきましょう。
3.良きパートナーシップとは「共依存」ではない
異性との間に生まれるパートナーシップに必要なのは、お互いに共存し合うことで得られる安らぎではないでしょうか。
つきあい始めはともかく、パートナーに気を使いすぎてムリをして疲れてしまうようでは、長続きしません。
自分の弱みや欠点を見せても、お互いに尊重し合えるパートナーシップが望ましいです。
パートナーの欠点を受け入れられないと、相手に安らぎと幸せを与えられません。お互いに気遣って、飾り立てて付き合っても疲れるだけでしょう。
一方に依存する共依存の関係も好ましくありません。
特に男性は、自分のことを癒してくれる女性を求める傾向があります。
ですが、女性も疲れた時に男性に助けて欲しい時があります。
自分をまず癒して欲しいという男性の気持ちは、この時に限って言えば「わがまま」です。
良きパートナーシップを築いていくためにも、お互いに「共存」し合える関係を生み出すことを心がけましょう。
4.理想と現実を一致させない
パートナーは欲しいけど「いい人がいない」という人も多いです。
でも、理想に合致するような人はめったにはいません。
パートナーに求める理想が高ければ高いほど、出会いのチャンスは失われてしまいます。
理想を抱くのは決して悪いことではありません。
しかし、その理想を受け止めるのは、実際に出会う異性です。
その理想を聞いた時、それを実現できる自信があると思える人は、誰もいないでしょう。
そして、理想を掲げる人は交際クラブ・デートクラブをはじめとした出会いの場では敬遠されます。
その理想を実現するための手伝いをしたくて、恋人同士になる人など世の中にいないからです。
お互いに共有できる目標や、一緒にいるからこそ分かち合える楽しさがあって、初めて恋人になります。