何歳になっても好きな人ができると胸がキュンと苦しくなったり、知らないうちに恋人のことばかりを考えていたり、食事が喉を通らなくなったりします。
交際クラブ・デートクラブでは写真のあの子に会いたくて心焦がれる。
そのドキドキ感、まさに恋愛中でしょう。
ダイエットしていないのに痩せたり、肌のツヤが良くなったり、恋愛中になると体にも色々な変化が現れます。
恋人のことを考えて幸せになったり、会うのに自分磨きをしたりと、テレビを見ながらおやつをする時間などありません。
食べる量が減るから痩せるのか、と思いきや、この事実は化学的に実証されています。
それは「恋愛ホルモン」のしわざなのです。
恋愛ホルモンは1つだけではなく、いくつかあります。
恋愛をするから分泌されるホルモン、食べ物で増やせることも分かっています。
交際クラブ・デートクラブで交際を始めたら、カッコよくなるのもホルモンの効果でしょう。
恋愛ホルモンのことを知ることで、もっともっと綺麗になりましょう。
恋愛ホルモンとは
どの人でも体の中に恋愛ホルモンと呼ばれるホルモンをいくつか持っています。
恋愛することで活発になるホルモンなので恋愛ホルモンと呼ばれています。
充実した恋愛をしていれば、このホルモンが分泌され綺麗になるなど嬉しい効果があります。
通常、ホルモンバランスは、食生活や生活の乱れでも崩れてしまうものです。
恋愛ホルモン分泌中は、恋人のことを考えてウキウキですのでポジティブ思考でいられると思いますが、さらに食生活や十分な睡眠などとるようにしてバランスを保ちたいところです。
では恋愛ホルモン、その代表的な5つのホルモンについて、それぞれどのような働きを持っているのか詳しくお話ししてまいりましょう。
フェネチルアミン(PEA)
恋愛ホルモンの代表選手・脳内物質フェネチルアミンが分泌されると、脳内で性的興奮と快感に直接関係する神経伝達物質として機能します。
特徴的なのは、このフェネチルアミン、恋愛初期に大量に分泌されるということ。
まだ恋人同士一歩手前の相手と手を繋いで胸がいっぱいになったり、LINEメッセージが来たとドキドキするなどの症状をひきこ起こしています。
切なくて食事が喉を通らない、寝ても冷めても彼のことを考えているなどの感覚も起こります。
このホルモンには美肌効果が期待できます。
なぜかというと、フェネチルアミンには消化を促す役目があり、便秘が解消されお腹がすっきり、腸内環境がよくなることで肌荒れが治ったり、肌の調子がよくなるのです。
恋が始まるかどうなるかというシチュエーションのハラハラドキドキはこの恋愛ホルモンのしわざだったわけですが、このフェネチルアミン、とってもみじかな食品に含まれています。
例えば、チョコレート。今度チョコレートを買ったら成分をチェックしてみましょう。
バレンタインデーにチョコレートを贈るのも、このフェネチルアミン効果を狙ってではないでしょうか。
南米では4000年前からあるものが飲まれていました。チョコレートの元、カカオをすりつぶしたものです。
それは「飲むと恋心が生まれる」と言われていたそうです。
現代でこそ、フェネチルアミンとチョコレートの関係が発見されたものの、古代からこのような習慣があったとは驚きです。
ではチョコレートをたくさん食べればフェネチルアミンを増やして、恋愛体質になれるのでしょうか?
実際には、食品から摂取されたフェネチルアミンは脳への侵入をブロックされるため期待はできません。
ただ気になる人・好きな人と一緒に美味しいチョコレートを食べて幸せになる、これは間違いなくチョコレートがバレンタインの贈り物としての「恋愛物質」であることの証明でしょう。
ドーパミン
フェネチルアミンが分泌されると促されるのが神経伝達物質ドーパミンです。
ドーパミンが分泌されるのは「嬉しいことがあった」ときや、体を動かすとき、危険を避けようとするとき、などなど。
その精神効果ですが、「快楽ホルモン」「脳内麻薬」などとも呼ばれる強烈な恋愛ホルモンのドーパミンは、爽快感を感じたり、目的を達成させようと自らを奮い立てます。
集中力・行動力が高まるので、誰かに告白したい!などと思うシチュエーションではドーパミンが分泌されていると言ってよいでしょう。
やる気物質とも呼ばれ、恋愛時でなくても気持ちをポジティブにさせる作用を持っています。
このように頼もしい恋愛ホルモン・ドーパミンですが、効率良く分泌させるいくつかの行動がありますので紹介しましょう。
- ・笑うー作り笑いでさえも効果があります。脳が活性化され、免疫力も高まります。
- ・歩くー無理のない適度な有酸素運動でドーパミンを増やせます。
- ・何かを達成するー大きな目標でなくても、何かをやり遂げるとドーパミンが分泌されます。
- ・自分にご褒美ーほっと一息できるような時間を作ることでドーパミンが分泌されます。
アドレナリン
ドーパミンと良く似ているのがアドレナリン。
両ホルモンとも、興奮剤のような働きがありますが、その違いは、
ドーパミン・・・気持ちのよいときに分泌
アドレナリン・・・緊張感を感じるときに分泌
このようにアドレナリンは例えば、恋が始まるときのドキドキ感、好きな人の前で汗をかくなど緊張状態を感じるホルモン。
胸がキュンとなるたびにたくさん分泌されているのです。
その効果は恋愛にとっても大。
アドレナリンが心や体を興奮しやすくすることで、心拍数・体温があがり汗をかきやすくなります。
これこそ、代謝アップと同じ働きです。結果、痩せやすい体質に近づくことができるのです。
脳を興奮させて食欲さえも忘れさせますので、これが恋をすると痩せるということになるんです。
アドレナリンは怖いと感じるときにも分泌されます。
この効果によって、恐怖体験や緊張する体験を一緒にした異性とはもともと好意を持っていなくても、恋に落ちる可能性がぐっと高くなります。
エストロゲン
綺麗ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの1つ、エストロゲン。
男性の場合は、テストステロンです。
この恋愛ホルモンには下記のような効果があると言われています。
- ・肌が美しくなる
- ・スリムな体型を維持する
- ・胸が大きくなる
- ・積極的になる
エストロゲンには、ヒアルロン酸やコラーゲンの分泌を促す作用があると言われており、この作用によって、肌の水分量が増えプリプリの美しい肌に効果的なのです。
美髪効果にも注目です。
年齢によって減少する女性ホルモン。
一生のうちに分泌される量がティスプーン1杯分と知っていましたか?
増やすことは難しいため、減らさないことを意識しましょう。
そのためには、十分な睡眠やリラックスの時間をキープして生活習慣を整えたり、良質のたんぱく質を摂るなどバランスのとれた食生活を考えることが良いのです。
女子力をあげてエストロゲンの分泌を活発にさせましょう。
オキシトシン
哺乳類だけが持っていると言われる恋愛ホルモン・オキシトシン。
女子力をあげる、情緒を安定させる、ストレスを軽くする「癒しのホルモン」とも言われています。
オキシトシンは、
- ・誰かに触れる
- ・動物に触れる
- ・好奇心を持つ
などで分泌されます。
すると、脳がリラックスし幸福感を得るという効果があります。
血圧の上昇も抑えアンチエイジングの効果さえ期待できます。
興味のある誰かに出会って、好きになって、手を繋いで、という過程でオキシトシンが分泌されているのです。
恋人とたくさんスキンシップをとると、喧嘩が減ったり浮気防止にもなるとか。
なかなか面白い、便利な恋愛ホルモンです。
まとめ
恋愛ホルモンとは若返りのホルモン。
恋愛ホルモンの効果を知ったら、私はもう何歳だから、この年で人を好きになるなんておかしいなどと恋愛モードになるのを自分で自分にストップをかけたりするのは勿体ないでしょう。
欧米の人たちが何歳になっても再婚したり、着飾ってデートに出かけたりするのを真面目な日本人は少しだけ真似しても良いのではないでしょうか。
まずは、食生活・生活習慣を見直し、次は交際クラブ・デートクラブでセッティングをしてみましょう!