昨今、新たに新規の交際クラブが増えている。
しかし、それとは逆に多くのクラブが業界を去っているだろう。
新規クラブは今後、活発的に事業を展開をしていくだろうが、
閉鎖していくクラブは何がダメだったのだろうか。
閉鎖していくの特徴の一つに、集客不足が挙げられる。
どんなに、良いサイトやサービスを持っていても、
多くの男女会員が集まらなければ何の意味も無い。
集客というものがポイントなのだ。
では集客をするにはどうすればいいのだろうか。
まず、クラブ自体が目立たなくてはならないだろう。
この業界では、クラブの名前が売れてもあまり意味は無い。
何故ならば、世間には業界自体の知名度が無い為だ。
そもそも、交際クラブ・デートクラブというもの自体が認知されていない。
ウェブ上でしか勝負が出来ない世界で、
ウェブ上にサイトを構えただけでは全く意味が無いだろう。
少し考えて欲しい。
例えば、インターネットで「レストラン」と検索してみよう。
検索結果は、65,000,000件である。恐ろしいほどの競争率だ。
これは、何かをしてもしなくても変わらないだろう。
考えても時間の無駄かもしれない。
では、「ラーメン屋」で検索してみよう。
すると結果は、2,200,000件である。これならば勝負も出来るだろう。
更に、交際クラブであれば、その半分だ。
この多くのライバル達の中から一番目立つように、努力すればいい。
そうすれば、自然と人目に付き、問合せも多くなるだろう。
しかし、検索結果として活きてくる順位は50位以内だろう。
ここを意識して欲しい。
では、少なくとも50位以内に入るにはどうすれば良いのか。
サイトの強さを高める必要があるだろう。
サイトの強さは具体的には表現できないが、8段階くらいと考えて良いだろう。
早い話、同じくらいの力(情報力)を持ったサイトということになる。
1位~3位になるサイトは3サイトだろう。
4位~7位までは、4サイト。8位~15位までは8サイト。
16位~31位までは、16サイト。32位~63位までは、32サイト。
ここで少し見てもらいたいのが、300位以降のサイトだ。
調べてみれば分かるだろうが、検索ワードとは無関係なサイトも多くある。
つまり、ある程度のサイトレベル・順位以下では、
どのサイトも「同じレベルですよ」と判断されてしまっているのである。
普通に考えたら、無関係のサイトに負けるというは悔しいです。
しかし、それだけ普通のサイトだと言える訳です。
参考までに、残りのレベルを書くと、
63位~127位までは、64サイト。128位~255位までは128サイトある。
次の8つ目をみれば少し気づくと思うが、
256位~511位までは、256サイトもあるのだ。
30ページ以内にも入れない場合は、ここで理由が分かったはずだ。
ちなみに、1,000,000件の検索結果が出た場合は、
実際には検索結果として確認は出来ないものの、
さらに10段階以上の違いがあるだろう。
ここまでで、言いたいことは、
「サイトを作っただけでは何の意味もない」ということだ。
また、ある程度順位の良いサイトを放置していても、
ある日突然、グッと順位があがるということも無い。
集客について、一つワンポイントがある。
皆さんは、
検索結果の多いジャンルと少ないジャンルではどちらが良いだろうか?
多くの人が少ないジャンルというだろう。当然正解だ。
しかし、選択肢が少なければ、新規参入は難しい。
例えば、携帯電話を調べた場合、大手3社以外に注目することは難しい。
それだけ、一つのものに注目がされすぎてしまう為だ。
なので、検索結果の少ないジャンル・分野は局所的に目立つよりは、
多くの機会で目立った方が信頼性が高まるだろう。
逆に、ジャンルが広ければ、注目度は分散をするので
特定のサイトだけを目立たせて、一時的に注目されることは効果があるだろう。
この広い狭いはジェンルや分野によっては価値観が異なるが、
少しでも考えてみることはプラスになるだろう。
交際クラブ・デートクラブはどちらでもないかもしれませんね。
著者 青山プラチナ倶楽部スタッフ 山田卓也