モテる男性の特徴としては“優しい男性”“気配り・心配りのできる男性”があります。
そしてモテる男性は、女性を褒める“褒め上手”の一面もあるでしょう。
おそらく、モテたいと思っている男性は、徹底的に優しい男性を意識し、女性を気遣ってあげて、そしてトコトン女性を褒めているのではないでしょうか。
ただ、女性をしっかり褒めているのにモテない、好きになってもらえない、そんな男性もいるのではないでしょうか。
女性は、認めてもらいたい気持ちがあるため、自分の行動、ファッション、スタイルなどいろいろな部分を褒めてもらいたいものです。
褒められる=がんばりが認められた、という嬉しい気持ちになりますし、自分のがんばりをしっかり見ていてくれた男性に好意を抱くものです。
ただ、だからといって褒めていればそれでいいのか、というとそういうわけではありません。女性の行動はすべてパーフェクトなわけではありません。
時にはやってはいけないこと、やってはいけない考えなどもあるものです。それが年下女性ならなおさらでしょう。
そんな時も目をつぶって何も言わない、もしくはそんな非常識な言動すらも褒めるのは、愛情ではありません。
女性は感情的な生き物と言われます。
人によっても異なりますが、それは生理などによりホルモンバランスが乱れてしまい感情の起伏が激しくなるのも一つの原因と言われています。
女性によっては非常識な言動だとわかりつつも、やってしまう場合もあります。
そんな時にも何も言わないのでは、女性からすれば
「本当に私の事を考えてくれているのだろうか」
「なんでもかんでも褒めればいいと思っているのね」
と思ってしまいます。
本当に女性に好かれる男性になるためには、女性を褒めるだけでなく叱れる男性になる事が大切です。
ただ、“叱る”という行為ですが、けっこう難しい面があります。言い方一つで、女性を不快な思いにさせることもあれば、逆に女性が「私の事をこんなに思ってくれているんだ」と思うこともあります。
一つ勘違いしてはいけないのは、叱る=怒る、ではありません。同じようなものと感じるかもしれませんが、“叱る”は『叱咤激励』という言葉があるように、悪いところを指摘し相手にとってより良い方法を教示するという意味合いがあります。
あくまで、相手のためを思ってするのが“叱る”です。
一方で“怒る”は『喜怒哀楽』という言葉があるように、感情的になりそれをそのまま爆発させる、という意味合いがあります。
つまり、“叱る”には相手への愛情があり、“怒る”には自分の感情が加わっています。
同じ事をするのでも怒ってしまうと、相手は不快な気持になりますし、それがケンカの原因になってしまいます。
例えば、女性がデートに遅れてきたとします。
待ち合わせ時間からかなり遅れてしまうと、イライラしてしまうでしょう。
レストランや映画館などを予約していたなら尚更です。
連絡もなしに遅れてきて、『洋服を選んでいたら遅くなっちゃって』なんて事を言われたら、どう対応しますか。
おそらく褒め上手になりたい人は「俺とのデートのために時間をかけてくれたんだね。ありがとう。とっても素敵だよ。」と褒めるかもしれません。
確かに、そう返せば女性は嬉しいでしょう。
ですが、それでは女性の遅刻癖は治りません。
自分だけでなく仕事でも時間にルーズ、遅れる時も連絡しない、それでいて謝罪もしないようではいけません。
そんな時は「(洋服を選んで時間がかかったことに対し)それはとっても嬉しいけど、連絡なしに遅れるのは事故にでも遭ったのかと心配する。あと、レストラン(映画館でも)の予約に間に合わないと、店や他のお客さんに迷惑がかかるんだよ。そこだけは覚えておこうね」
とハッキリ叱りましょう。
ただし、そこでも怒ってはいけません。「洋服なんてなんでもいいだろ。いつまで待たせるんだ。連絡くらいできるだろう。」と頭ごなしに怒ってしまっては、その後のデートも気まづい雰囲気のままになってしまいます。
そして女性にとっても『ただ遅刻して怒られただけ』という気持ちしか残りません。
また、叱り方次第では相手をイラっとさせることもあります。まずは相手の人間性を否定することです。
前述のケースでは、「だらしないから遅刻するんだ」という言い方をしてしまうと、その女性のだらしない性格を否定してしまいます。
あくまで叱るのは遅刻した事実であり、「心配するから遅刻しないで」という感じで叱ったほうがいいでしょう。
そして、強調するような言葉も使わない事も大切です。
前述のケースで「また遅刻?いつもだよね」なんて事を言うと、本当に毎回遅刻しているかのように聞こえます。
女性からすれば「この前と今回だけじゃん」と思って不快に思います。そこは純粋に今回遅刻したことだけに触れましょう。
特に相手が年下女性だと、どうしても上から目線で説教になってしまいがちです。
そして、特に夫婦でも恋人でもない関係だとなおさら「なんであなたに言われなきゃいけないの?」となってしまいます。
感情的にならずに、女性の事を思って叱ってあげれば、それは女性も「私の事を思って叱ってくれている」と感じるものです。
それがゆくゆくは頼りになる男性に見られる事でしょう。
そして叱った後はそのまま気まづい雰囲気にするのではなく、それはそれで叱った後はしっかりフォローして良い関係を続けて行きましょう。
交際クラブ・デートクラブの男性は社会的に成功した男性なので様々な知識、ノウハウも経験もある方ばかり、だから素直に説得されることが一番ですが、中には頭ごなしに叱ってくる男性もおられると思います。
そんな男性でもうまく転がして、その気にさせつつ、うまく関係を維持することができればそれがまさに交際クラブ・デートクラブでのお付合いの理想的な関係なのかもしれません。