交際クラブにいる男性の中には、愛人契約を女性と結びたいと考えている方も多いでしょう。
愛人契約を結ぶことができれば、定期的に女性と関係を結ぶことができるため、クラブなどを介さずに済みます。
しかし、この愛人契約にはメリットだけでなく、デメリットもあることを理解する必要があるでしょう。
愛人契約のメリット・デメリットを理解した上で、あらためてその方法を利用するか否か、真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
目次
愛人契約とは?
愛人契約とは、そもそもどのような契約なのでしょうか。世の中には愛人と呼ばれる関係性の男女が多くいますが、大きく分けて二つのタイプが存在します。
ひとつが、お互いに恋愛関係にある不倫関係、そしてもうひとつが愛人契約における不倫関係です。
愛人契約とは、男性側が金銭を支払った上で継続的に女性と性的な関係を結ぶ契約のことです。
より簡単にいえば、「定額の報酬を支払う変わりに、性的関係を含む不倫相手になる契約」といえるでしょう。
愛人契約は、法的に定められているものではないことから、契約書の有無は個人に委ねられます。
口約束やメールでのやり取りといった場合もあれば、文書を交わすなど、その人それぞれの契約方法でおこなわれる傾向です。
愛人契約のメリット
メリット①継続して付き合える
愛人契約最大のメリットは、一人の女性と継続的に不倫関係を結べるところにあります。
仮に、交際クラブをはじめパパ活の場合、その日だけの単発といった付き合いがほとんどです。
また、都度何らかのマッチングサービスを介す必要もあるでしょう。
また、出会った女性を男性側が気に入ったとしても、次のデートの約束を女性が快諾する保証はありません。
出会いたくない、都合が合わない、ほかによい男性ができたといった場合、また一から女性との出会いをスタートさせる必要があります。
愛人契約であれば、一人の女性をそのまま継続的に愛人として扱うことができるため、手間もかからず、必ずデートできるといったメリットがあるのです。
メリット② 性的関係が自由に持てる
愛人契約の契約内容は、主に男性側に委ねられます。
そのため、契約期間やデート内容、また出会う頻度などは、男性によっても変わってくるわけです。
ただし、愛人契約の内容として、「性的な関係を結ぶ」といったところは、ほとんどの男性に共通していると言えるでしょう。
愛人契約は、基本的に「性的な関係性を含む不倫関係」を求めるものなので、契約が成立した場合は自由にその女性と行為を楽しむことができます。
毎週金曜の夜にホテルで会うといった契約もあれば、月に10回自由に呼び出して性行為をすることができるといった契約など、これもまた男性側の自由です。
男性が決めた契約内容で性行為ができるところは、愛人契約のメリットといえるでしょう。
愛人契約のデメリット
デメリット① 配偶者にバレる可能性がある
女性との単発の出会いであれば、「仕事の関係」など言い訳ができるかもしれません。
また、頻繁に出会うわけでなければ配偶者などに気づかれる可能性も低いでしょう。
一方、愛人契約の場合は定期的に女性と出会うことになるため、配偶者に気がつかれる可能性が高くなります。
また、知り合いから告げ口される可能性も高くなるなど、“バレる可能性”がかなり高くなると考えられるでしょう。
仮に、愛人契約をして不倫していることがバレた時、自分自身に災難がふりかかるだけでなく、契約した女性側にも慰謝料を請求されることも珍しくありません。
ご自身のパートナーにバレないといった自信がある方でない限り、注意して契約する必要があるでしょう。
デメリット② 継続できない可能性がある
愛人契約は、その契約をしたら一生その女性と愛人であるといった契約ではありません。
もちろん、契約内容は提示する側の男性が自由に提案できますが、「永久に自分の愛人としていること」といった条件を飲む女性はいないでしょう。
大抵の場合、数ヶ月から1年以内といった契約であり、そこから契約するか否かは女性の判断にも委ねられます。
また、愛人契約自体は民法90条の「公序良俗違反」にあたることから、正式な契約としての効力がありません。
そのため、契約中に女性側から契約を断られたり、また連絡が取れなくなったりしても女性側から違約金などをとることが難しいのです。
愛人契約は、あくまで互いの気持ちの上のルールといった解釈をした方がよいでしょう、
まとめ
交際クラブで出会う女性を気に入り、愛人契約をもちかける男性は少なくありません。
しかし、愛人契約は交際クラブが関与するところではなく、あくまで二人だけの問題になります。
メリットも多く魅力的ではありますが、デメリットにもしっかりと目を向けないとトラブルに発展する可能性があるでしょう。
愛人契約をする際、自分の気持ちだけでなく、女性の気持ちや関係性、そして自分自身の環境などを考慮した上で決定すべきではないでしょうか。