生きていれば、その場の勢いで一夜限りの関係に発展する誰にでも起こりえるでしょう。
そんな、一夜限りの関係「ワンナイトラブ」には賛否があるようです。
女性としては、大っぴらに「一夜限りだって全然OK!」とは言えないものです。
しかし実際のところ、ワンナイトラブの経験を持っている女性というのは意外といるのです。
交際クラブ・デートクラブの女性たちは、ワンナイトラブに対して正直どんな印象を持っているのでしょうか?
その価値観に正解はあるのでしょうか?
ワンナイトラブの経験がありますか?
現代の女子大生の半数以上は、ワンナイトラブの経験があると言います。
もはや、ワンナイトラブは異例なことではなく、普通の経験になっているんです。
女子大生というと、10代後半もしくは20代前半です。
これは20代後半~30代までと幅を広げると、もっとたくさんの経験者がいるでしょう。
恋愛情報サイト「愛カツ」の調べでは、1208人の調査対象女性のうち、36%は5回以上のワンナイトラブの経験があります。
一番多かったのは「一度も経験がない」の38%。
1回~4回の経験者は数パーセントで、ほとんどが「経験なし」か「何度も経験あり」の両極端に分かれる結果となりました。
ワンナイトラブは一度経験すると、「慣れ」の感覚が強くなるのかもしれません。
意見がゼロか多数かの両極端に分かれるのはこのあたりが理由なのでしょう。
ワンナイトラブ否定派や未経験の意見
ワンナイトラブ経験が1度もない人の意見としてはこのようなものが多かったです。
- 想定観念はしっかり持つべき。
- 親しくない人とは肉体関係どころか手も繋ぎたくない。
- 興味はあるけど、実際に踏み切ることはできない。
- 一度限りの肉体関係で捨てられる感覚が怖い。
否定派の意見としては、やはり倫理的なこともあって感覚的なものも多いです。
あまり知らない人、好きじゃない男性とは肉体関係どころか手をつないだり、キスするのも抵抗がある人も多いです。
潔癖の気がある女性はまず無理でしょう。
それくらいの経験はして損はないだろうと興味を持っても、実際にそういう機会が訪れない女性、踏み切る勇気がない人も多いのです。
ワンナイトラブ肯定派・経験者の意見
肯定派の意見も様々で面白いです。
- 相手と付き合えると思って臨んだ。
- なんとなく流れでそうなった。
- 性欲が強かった。
- スリルがあって楽しかったから。
- 体の相性は付き合う前に確かめたい。
- 人生で一度や二度は経験しておきたかった。
などなど、経験者や肯定派の意見も人間味があって面白いです。
最も多かった意見は「相手と付き合えると思って臨んだ」というもの。
相手と結ばれるために関係を持ったけれど、一夜限りの関係で終わってしまったという切ない結果です。
これを考えると、女性はワンナイトラブを望んで行ったわけではないケースが多いことになります。
また、その場の流れで…若気の至りで…という「なんとなく」で経験した人も多いことが分かります。
大人の女性の意見としては「体の相性を確かめるためには、ワンナイトラブもいたしかたない」というものもあります。
確かに体の相性は非常に大事です。
付き合ってから体の相性が悪いと判明しても、それを理由に別れを切り出すのはちょっと難しいです。
この意見も案外理にかなっている効率的な方法なのかもしれません。
ワンナイトラブには思わぬトラブルも…
もちろん、一夜限りの責任の伴わない関係には思わぬトラブルに発展するリスクがあります。
- 妊娠
- 性感染症
- 体目的で近づく男性
- セックスに対する感覚の麻痺
- 男性に情が移ってしまう
あまりよく知らない男性と肉体関係を結ぶのですから、妊娠や性感染症のリスクについては責任を持ちましょう。
女性がしっかりした意識を持つのが、第一歩の予防になります。
ワンナイトラブによって相手の男性に情が移ってしまったり、交際を期待する女性も多いです。
しかし、相手の男性はハナから付き合うつもりがなく、体目的で言い寄ってきていることの方が多いです。
それが分かったときに傷付いてしまうリスクは覚悟しておきましょう。
さらに、一度経験してしまうと感覚が緩くなってしまうのも特徴です。
自分を見失ったりすることのないように注意してください。
まとめ
ワンナイトラブは必ずしも悪いことではありません。
交際クラブ・デートクラブにも経験したくてもできない女性も多くいます。
それだけ視野が広がることもあるでしょう。
ただし、その感覚がマヒしたり、自分の心が傷ついてしまう可能性があるのを忘れてはいけません。
性に関して意識を高く持っておくことは、人としてとても大事なことです。