2018.07.02
交際クラブ・デートクラブの彼女にカッコいい男に改造されました
モテない男性の条件である、薄毛、肥満、これらの条件は私には当てはまりません。
それどころか、『高身長で、高学歴、高収入というモテる条件が私は揃っています。
本当ならモテて当然なんでしょうが、本当に私はモテません。
特に女性と話ができないわけでもありませんし、男友達も多いです。
だけどモテた経験はありません。
学生時代から、告白しても
『いい人なんだけど』
『○○君は私にはもったいない』
『○○君には私よりいい人が見つかるから』
なんてことごとく断られ続けていました。
30代後半にさしかかった今も同じです。
仲が良くなった女性も、聞き飽きた“いい人”止まりなんです。
交際クラブ・デートクラブに入っても…
30代に入ってからは、どんどん女性との出会いが少なくなり、デートなんてご無沙汰でした。
結婚も考えないわけではありませんが、とにかく女性とデートしたい、って気持ちが強かったんです。
仕事では成功を収めていますが、全然女っ気ない、女性の影が全くないと、どこか負け組みっぽく思われてしまいますから。
彼女探しをしながらも、女性とデートしたいと思ったので、交際クラブ・デートクラブを利用してみました。
まぁあわよくば交際クラブ・デートクラブで出会った女性を彼女にできれば、なんて甘い考えもありました。
デートクラブの女性は、お小遣いさえあげればデートしてくれる、そう甘い考えを持っていましたが、実際はそうではなかったです。
1回目はデートクラブで選べばデートしてくれますが、2回目はいつもないんです。
もちろん、お小遣いが高額なら喜んでデートしてくれるのでしょうが、それもなかなかできません。
お小遣いが少ないのかな、と思いましたけど、そうでもないみたいでした。
単純に、モテないんでしょう…。
ターニングポイント
まぁ1回だけでもデートできればいいや、と思って交際クラブ・デートクラブを利用していました。
そんな時に出会った女性は、最初からハッキリ物事を言う女性で、これまでの女性とはちょっと違うな、と感じました。
見た目は美人、おそらく性格も美人なんでしょうが、とにかくハッキリしているんです。
初対面なのに憶することなく、ずばずば切り込んでくるんです。
食事中も楽しく会話していましたが、そんな時に『○○さんって、“いい人”ですね。だけどセンスがイマイチですよ』と。
『あっ、ゴメンなさい、またやっちゃった』と言ってたんです。
自分でもハッキリ物事を言ってしまうことで失敗した経験があるんでしょう。
ですが、私は言われ慣れていますから、全然傷付きません。
むしろ「そうなんだよ。いつも“いい人”止まり。モテないんだけどセンスが悪いからなのかな?」と聞くと、怒らなかった私にちょっと驚いたみたいでした。
『いつも言い過ぎて怒られちゃうんです。本当に○○さんいい人ですね。いい人止まりってのもわかる』って。
その後、『でも、○○さん、センス悪いけど、そこ直せばカッコいいと思いますよ!コレお世辞じゃなく!』って言ってくれたんです。
そして『じゃあ、今度のデートで“○○さん改造計画”実行しちゃいましょ!』っていってくれたんです。
私はこれまでデートは何回かありましたが、実は同じ人と2回目のデートはなかったんです。
本当なら、デートは女性の欲しいものを買ってあげたりするんでしょうけど、今回は私のためのデートになってしまいました。
彼女はまず行きつけの美容室に連れて行ってくれました。
そこの美容師さんとも仲が良いみたいで、「○○さん(美容師)、この人カッコよくしちゃって!」って。
私はなすがままでした。
その途中、美容師さんは『もしかして○○ちゃん、新しい彼氏?』なんて突っ込まれてました。
その女性も「まぁそんなところかな」と。冗談とはいえ、そう思われるのもちょっと嬉しかったです。
仕上がると、自分でもびっくりするくらいの変身でした。
ヘアスタイルを変えるだけで、こんなに見た目が変わるなんて思いませんでした。
彼女も、驚いていて「ホントにカッコよくなっちゃった」と照れた感じでした。
その後、洋服も買いに行き、私の改造は終了。
ビフォア・アフターを比べたいくらいです。
ビフォア・アフター
見た目が変わると、それから本当にモテるようになりました。
会社の女性部下も「○○さんカッコいい!」と近寄って来るようになりましたし、初対面の女性には20代に間違えられるほどです。
その後、カッコよくしてくれたお礼も兼ねて何回かデートしました。
私のセンスでは、彼女の服は選べませんが、『今度は○○ちゃん改造計画しよう』とエステとショッピングにお付き合いしました。
というか改造する必要はないほど綺麗なんです。
気が付くと、食事だけのデートだったのに、会う時には必ず1日中デートするようになっていました。
その後
彼女は、私にとって特別な存在になっていました。
デートを重ねると
「今日は服買ってくれたからお小遣いはいいや」
「今日は私が誘ったからお小遣い要らないよ」
とお小遣いを断るようになってきたんです。
そしてある日「もう小遣いなしにしようよ。本気で付き合わない?」と彼女の方から言ってきました。
カッコよくなって彼女を作りたいと思っていましたが、まさかカッコよくしてくれた張本人が彼女になってくれるとは…。
今はお互い何でも言い合えるいい関係を築いています。