2018.06.29
失敗デート!?と思いきや女性から連絡が…
結婚して20年。妻との仲も悪いわけではないのですが、マンネリを感じていました。
結婚してからは、ドキドキすることなんてなくてまぁそれでも仕方ないと思っていました。
もちろん妻ともデートなんてないですからね。『亭主元気で留守がいい』って感じです。
とはいえ、男ですからやっぱり若い女性には興味があります。
やっぱり会社の若い女性社員と話をすると、大人げなくドキドキしています。
とはいっても、『○○君、今夜どうかねぇ』なんてドラマでよくある脂ぎった上司のようにはなりたくないので、あくまで妄想だけです。
『パパ活』って何?
ただある時、インターネットでいろいろ調べていたら、パパ活というのが目に止まったんです。
流行に疎いオジサンですから、婚活とか就活とかそんな感じなのかなと思って、女性社員に聞いてみると、『○○さん、パパ活したいんですか?私としましょうよ(笑)』と言われて核心には触れられませんでした。
結局、インターネットで調べると、昔で言うところの“あしながおじさん”のような感じなんです。
それからというもの、パパ活ばっかり気になってしまい、かといって女子社員のパパになるなんて障害だらけですから、もちろんしていません。
そこで気になった交際クラブ・デートクラブに登録してみたんです。まぁ、1回くらいは遊びでいいかなと思いまして。
初めての『パパ活』
1回だけのつもりだったので、どうせならちょっとランクが上の会員になってみようかなと。
入会すると、すぐに登録している女性をチェックできるようになりました。
まぁ美人ばっかりでビックリしました。私も年齢が年齢なので、女性もそれなりに年齢が高い人の方がいいのかな、とも思いましたが、せっかくですから、その中でもとびっきり私のタイプの23歳エステティシャンに決めました。
断られたりするのかななんて思いながら待っていると、セッティングOKになりました。
もうその日から、約束の日が待ち遠しくて、それでいて不安で、もう何十年も抱いていないドキドキ感でした。
そして約束の日、待ち合わせ時間の5分前くらいにホテルのロビーに行くと、もうすでにその女性はおりました。
写真で見ておりましたので、すぐにわかりました。声をかけると、『はじめまして○○と申します。今日はよろしくお願いします』と満面の笑顔で話してくれました。23歳なのに、しっかりした子だなぁ、と感心しました。
失敗した『パパ活』
やっぱり私のどストライクの女性ですし、若い女性とのデートなんて本当に久方ぶりで、いい年して緊張してしまい、何を話したらいいのかわからなくなってしまいました。
行きつけのお寿司屋さんで食事したのですか、何を話したのか覚えていません。
でも、一緒にいるのがとても楽しくて、訳のわからない事を言っていたと思います。
彼女も終始ニコニコしていて好感が持てましたが、あまり話さなかったかな。
ただ、エステティシャンをしていて、将来独立したいと思っていてその資金をためようと思って交際クラブ・デートクラブに登録してみた、とのことでした。
その彼女も登録したばっかりで初めてのデートだったそうです。
別れ際にくるま代を渡しました。すごくタイプの女性だったのと、やっぱり私は楽しかったのでちょっと奮発しました。
これっきり、という気持ちもあったからでしょうか。彼女も『今日はありがとうございました。
楽しかったです』とまた満面の笑みをくれました。それだけでもうおじさんはメロメロでした。
“パパ”になりたいな、とも思ったんですが、あまりに美人で私には不釣り合いだったのと、私は大満足でしたがイマイチ盛り上げられなかったので、パパの申し出はできませんでした。たぶん、失敗デートだったかな。
再度!デート
ひとときの思い出、と思ってあとは退会しようかな、と思っていた矢先、彼女からLINEが来たんです。
一応LINEだけは交換していたので。
『もしよろしかったら一度デートしませんか?お詫びしたい』とのことでした。
思わず、帰り道にガッツポーズしてしまいました。“お詫び”というのがちょっと意味が分からなかったですが、また会えることがとても嬉しかったです。
『お詫び』の理由
2回目のデートでは、お互いの都合がなかなか合わなくて、昼にちょっとドライブデートということになりました。
ホテルのランチにしようかと思っていましたが、なんと彼女は手造りのお弁当を持って来てくれたんです。
そして、『この間は、初めてで緊張してしまって…何もしなかったのにあんなにお小遣い頂いて申し訳ない気持ちでいっぱいでした』とのことでした。
なんて健気で真面目な女性なんだろう、と感激しました。
内心、『どうせお小遣い目当てでデートを誘ったんだろうね』と思っていたのですが、今回はお小遣いも要らない、と受け取ってくれませんでした。
“お小遣い目当て”なんて思った自分が恥ずかしくなりました。
ただ、お小遣いなしっていうのも腑に落ちないですし、今度は私が申し訳ない気持ちになるので、思い切って「これからも何度かこんな感じでデートしてくれないかな」とパパを申し出ました。
すると、『こちらこそよろしくお願いします!』と。
まさか本当にこんな可愛い女性のパパになれるなんて思ってもみませんでした。
もちろん、妻にはばれないようにしなければいけませんが、これからの生活が一気に楽しみになりました。
生きがいって大事です。
素敵な彼女と出会わせてくれた交際クラブ・デートクラブには感謝しなくてはいけません。