交際クラブ・デートクラブご利用のみなさんは、パーソナルスペースというものをご存知ですか?
人は誰でもパーソナルスペースを持っています。
パーソナルスペースとは縄張りのようなものです。
仲の良い友達が数十センチ近くにいるのはかまいませんが、今日で会ったばかりの、見知らぬ人が満員電車でもないのに数十センチの距離にいたら嫌です。
ここまで入ってこないで欲しいと思う距離感、それがパーソナルスペースです。
今回は、親密になりたい異性とパーソナルスペースの関係を紹介します。
これを利用して関係を発展させてください。
1 親密であればパーソナルスペースは接近する
パーソナルスペースは仲の良さによって変わってきます。
たとえば、初対面の人に必要以上に近づかれるとパーソナルスペースに侵入されるため、嫌な気分になります。
家族や恋人など親密な関係なら45cm以内、職場の同僚だと120~360cm程度が理想のパーソナルスペースだといわれています。
この距離より近くに接近されると、「近すぎる!」と思うのがパーソナルスペースです。
ですから、最初のうちに45cmより近づいてしまうと、相手を嫌な気分にさせてしまうわけです。
徐々に親密さを深める中、距離も徐々に近づけていくのが理想です。
もちろん、パーソナルスペースには個人差があります。
人によってはどれだけ仲がよくても50cm以内にいられるのは嫌だ、という人もいます。
「あなたは何センチですか?」と聞くわけにもいきません。
親密さを深めていくなかで、上手に距離を測っていきましょう。
2 座り方でパーソナルスペースがわかる
座り方って、落ち着く座り方があります。
実はこの座り方からパーソナルスペースがわかる場合があります。
たとえば、足を閉じて座る人は、女性だとスカートの中を見せたくなかったり、足を見られたくないなどの理由で足を閉じて座る方も多いのではないでしょうか。
心理学では、いつも足を閉じて座っている人はどちらかというと内向的で、人との接触をあまり好まないといわれています。
心理学的には閉じた足は壁を意味しているからです。
足を閉じて心理的な壁を作り、自分を襲う不安や緊張を取り除いているのです。
あなたの意中の異性がこのタイプならば、自分に自信がないことが多いです。
その時は少しおだててあげると、あなたの印象がアップして親密になりやすいでしょう。
足を大きく広げて座っている人は男性に多いです。
このタイプの場合、広げた足で作られる空間がパーソナルスペースとなります。
すると必然的にパーソナルスペースが他の人よりも広くなります。
つまり、他の人よりもパーソナルスペースを広くするというのは、親しい人でもあまり近づけたくないことでもあり「相手を威嚇している状態」ともいえます。
実際に威嚇するつもりはなくても、心理的には上の立場でありたい人になります。
3 足を組む人は緊張している
足を組んで座る人もいます。
足の組み方を2種類にわけてみると、ひとつは足の組み方がきつい人、もうひとつは足の組み方がゆるい人です。
心理学的に見ると、前者の足を組んでいる人は緊張していて、まわりを警戒しているタイプの人だといわれています。
先ほど紹介したように、足を閉じて座る人と同じく自分に自信がないのも特徴です。
一方で、足の組み方がゆるい人はかなりリラックスした状態です。
親しい友達と会うとゆったりと足を組んで会話しますが、心を許した人間だからこそ、そのような足の組み方ができるわけです。
あなたの意中の異性と出会うとき、どのような足の姿勢をしているかで、パーソナルスペースの状態がわかります。
パーソナルスペースが近くなっているのなら、親密になっていると考えてもいいでしょう。
まとめ
合コンや婚活パーティー、交際クラブ・デートクラブなどの「出会いの場」では、気になる異性から以下に関心を持ってもらえるかが、恋愛成就の大きなポイントになります。
特に交際クラブやデートクラブなどは、1対1のマンツーマンで会話をします。
今回ご紹介したパーソナルスペースを理解しておけば、あなたの言動にどれくらい関心を持っているか、ある程度その場で判断できます。
ぜひパーソナルスペースの仕組みを理解しておきましょう。