子持ちのパパ活活動
私がパパ活を始めたのは生活費を稼ぐためでした。
子供が産まれてからギャンブル狂だった旦那とは別れ、シングルマザーとしての生活がスタートしました。
まだ子供が小さい頃は、保育料は無料の自治体だったので、あまりお金がかからなかったので何とかなっていましたが、年齢が上がるにつれて、いろいろな費用はかかるものです。
子供のために学資保険にも加入しましたし、食費、衣類、その他にもいろいろかかるようになり、これまでの収入では厳しくなってきたんです。
子供にはひもじい思いをさせないつもりでも、やっぱり影響はでてきてしまいます。
かといって、夜の仕事をしようと思っても、結局どこかに預けなければいけません。
父親がいない分たっぷり愛情を注いであげたいので、できるだけ一緒にいてあげたいという気持ちがあり、夜の仕事もできません。
そこで最近流行りのパパ活をはじめたんです。最初、出会い系サイトとか、いろいろなアプリに登録をしてパパ探しをしました。
実際に、たくさんのパパに出会えたんですが
- お小遣いを渋る人
- 値切る人
- お小遣いをアップする代わりに身体を求めてくる人
- 高級レストランに行ったものの、途中でお金も払わずに帰っていた人
もいます。
つくづく私って男運がないんだな、って思っていました。
交際クラブを知る
そんな時、ママ友に聞いたのが、交際クラブ・デートクラブでのパパ活でした。
そのママ友もシングルマザーで私と同じ境遇でした。
『高級な交際クラブ・デートクラブは、ステータスの高い紳士的な男性しか入会できないから安心だよ』
と教えてくれました。
しかしたくさんのパパがいると、デートする日も多くなり、しかもたいていは夜のデートでしたから、子供との時間が少なくなっていたので本末転倒だなと思っていたところでした。
でも、これまでのパパも切れずにいました。
交際クラブに登録
交際クラブ・デートクラブに登録をするにはクラブの面接を受けないといけないということでしたので、少し緊張しましたが面接官の方は優しく丁寧にこちらの質問に答えてくれたので、安心しました。
シングルマザーであることも面接官の方にお伝えしました。
ただ、高級な交際クラブだったので、さえないシングルマザーの私が登録できるのか不安でしたが、なんと登録できました。
妊娠・出産してからというもの、女を意識した事がなかったので
“自分もまだまだ女としていけるんだ”
と、それだけで嬉しくなりました。
交際クラブのオーラある男性と会う
そして間もなく、紹介で一人の男性と会うことに。
その男性は第一印象からこれまで出会ったパパ達とはちょっと違い、言葉では言い表せられないのですが、オーラがある男性でした。
しかもなぜだか、その男性にはいろいろな話をしたくなってしまって、これまでの男性には言わなかったのですが、シングルマザーである事をつい言ってしまったんです。
口走った瞬間は、ヤバイ、嫌われる、と思ったんですが、その男性の反応は意外なものでした。
『シングルマザーなのはクラブから聞いていたけど、苦労しているんだね』
と。そして、子供の事を聞かれたので、デートの時だけ24時間託児所に預けている、という旨を伝えました。
ついこの男性には、すべてを見透かされている感じもしましたし、隠す気もなくてつい全てを話しちゃいました。
他にもパパがいて、デートが増えちゃったので託児所に預ける日が多くなっているということまで。
男性から愛のあるお叱りをもらう
すると、その男性は
『そんな危険なパパは切りなさい。その分出してあげるから!』
と。まさかの提案にビックリしたのと、半信半疑でした。
そして
『その子にとって、○○さんは唯一の肉親なんだから、今大切にしてあげないと』
とちょっと怒られてしまいました。
これまでは同情こそされましたが、怒られたことなんていなかったので、ビックリしましたし、それにお小遣いを出してくれるっていうけど、この男性とデートしたら結局託児所に預けなければいけないんだけど…ってね。
男って、カッコいい事ばかり言うけど、実際は違うんだよねと思いながらと聞いてました。
ただ、私がそう思っていると
『僕とのデートも昼間にしよう。○○さんの仕事が休みの日に合わせるから』
とまで言ってくれたんです。
これまでパパ活って、パパの言いなりで、今すぐ会いたい、なんて言われたら子供をすぐに託児所に連れて行って会っていましたから、まさか自分の都合に合わせてくれるなんて思ってもいませんでした。
本当にその日のうちに、私の次の休みを確認してデートの約束をしました。
とはいっても、ちょっとランチを食べてドライブデートするくらいですけど。
どうして昼間でいいのか聞いたら
『実は僕も家庭があるから、昼間の方が都合がいいんだよね(笑)』
とのことでした。
そして本当にお小遣いもたっぷりくれますし、何より素敵な男性とデートできることの方が嬉しくなりました。
いつの間にか“女”になっちゃいましたね。
その後
『最近、ママ綺麗だね』
と子供に言われるようになりました。
ただ、いつもランチだけのデートだと申し訳ないですし、私も物足りないので、1~2ヶ月に一度は一日デートしています。
妻子持ちじゃなかったら、積極的にアプローチするのになぁ、ってそこだけが辛いところです。
でもおかげで子供との時間もたっぷり作れていますし、贅沢はできないまでも普通の生活を送れています。
本当に幸せを感じるのって何年ぶりでしょうか。
高級な交際クラブを教えてくれたママ友には感謝してもしきれません。