2018.01.26
目次
恋人の激しい束縛をやめさせる方法とは?
せっかく交際クラブで素敵な恋人ができたのに、その後の交際で悩みにぶち当たることは多々あります。
中でも恋人同士の悩みで多いのは「束縛」です。
相手を好きだからこそ、ついついやってしまうという方も多いものです。
だからこそ邪険にできないし、不満を言うことでケンカに発展するのも嫌です。
実は、束縛に対しては「やめて!」とただ言うだけではダメなんです。
そこには深い心理や必要なステップがあるので、ご紹介していきます。
まずは束縛されることや不満の理由を伝える
束縛されると何がつらいのか、その理由を明確に伝えたことはありますか?
人間、それぞれ思っていることや感じ方が違います。
自分が当然だと思うことでも、相手にとって当然とは限りません。
「干渉されたり、自由を奪われたりするのは嫌なもの」
あなたはそう思っているかもしれませんが、世の中には干渉や束縛を好む人もいます。
そうやって、支配されることで愛情を感じる人もいるのです。
あなたが「束縛は嫌だ」と当たり前に感じるように、「束縛しないと離れてしまう」と思っているわけです。
束縛に隠された心理を考える
束縛の程度にもよりますが、極端な束縛には必ず心理的な問題が隠されています。
例えば…
- 捨てられたくない不安
- 浮気された経験がある
- 恋人の全てを把握していないと不安
- 精神年齢の低さ
- 支配したい欲望
これらは一例に過ぎないので、束縛の原因となる心理はわかりません。
しかし、なにか問題を抱えて不安定になっている可能性も大きいと考えましょう。
過去に浮気されたり、傷つけられた経験がある人や、育った家庭にトラウマを持っている人などは束縛に走る傾向にあります。
男性が執拗に束縛するのは「DV」に発展するケースがあり危険です。
束縛が激しいのを安易にとらえず、早めに対処する必要があります。
心の問題を満たしてあげる
心理的に問題を抱えている人は束縛に走りやすいです。
そこで、相手の心を満たしてあげる努力をしてみましょう。
相手のセルフモニタリングを手助けする方法です。
例えば…
- 束縛している理由について一緒に考える
- 抱えているトラウマや過去の嫌な経験などを語る
- 共感してあげる
など、束縛している本人は気付かなかった心のもやもやも発見できます。
最近このセルフモニタリングは様々な場面で注目されています。
- 束縛行為をしたくなるとき、どんな気持ちなのか
- 誰がどうしてくれたら満足なのか
- 束縛が原因でケンカになったときどんな気持ちか
こんな風に、紙に書いたり話したりして心の整理をするのです。
行動の問題は心の問題でもあります。
それを一緒に紐解く手助けをしてあげましょう。
毎日日記をつけることも効果的だと言われています。
しかし、本気で恋人のことを大切だと思っていない場合、ここまでやってあげることは難しいです。
束縛してしまうことを本人が反省し、改善したいと思わなければ意味がありません。
さっさと別れてしまった方が楽だ、と感じるのであればそれまでの関係です。
ここで別れを決意するのも、もちろん間違いではありません。
束縛の問題を根本から治してあげたいのなら、根気よく付き合う必要があるでしょう。
理想の関係についてお互いが話し合う
セルフモニタリングなどをしつつ、お互いの理想の関係について話し合いましょう。
どちらか一方が正しいというわけではありません。
お互いが「僕はこうしたい」「私はこうしないと不安で…」という感じで、お互いの本音や理想を語りましょう。
話し合うという行動には、自分や相手と向き合って言動を整理するきっかけになります。
なんとなくいつもの通りの関係を続けていると、同じように束縛し、相手が嫌がるという負のスパイラルになってしまいます。
定期的に、お互いの関係について話し合う機会を設けてみましょう。
ケンカにならない話し合いをするためには横に並んで座って話すのが効果的です。
向かい合って座ると、反対意見を言いやすくなる効果があります。
しかし、並んで横に座ると反対意見を言いにくくなるのです。
もちろん、間違っていると思ったら反論すべきです。
しかし、言い方がきつくならないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
束縛は決していいものではありません。
ゆがんだ願望や愛情表現の形なので、お互いに窮屈にします。
なるべく早い段階で対策を考えましょう。
もちろん、早めに別れを切り出すのもの手段の一つです。
付き合いが長くなって情が深くなると、なおさら束縛も激しくなり、そこから抜け出せなくなってしまいます。
干渉されたり、制限されることに違和感を感じたら、とにかく我慢せず行動に起こしましょう。