こんにちは。崎山です。
突然ですが、刑務所に入ったことはありますか?
一生に一度くらい入ってみますか、ということで不詳崎山、刑務所に入ってきました!
「11月3日文化の日」、そして「府中刑務所」…、これでピーンときた方もいらっしゃるかと思います。
はい、※※※ 第48回 府中刑務所文化祭 ※※※ です。
満を持して行ってまいりました。
’19年にそういったイベントがあると知り、翌年行こうと思っていたら新型コロナで3年間中止。
ほんと、待ってました!
文化祭は10時から:オープン前の長蛇の列
刑務所はJR武蔵野線「北府中駅」から徒歩10分。
約30分前に駅の改札を出て向かいました。
道すがら、こんな横断幕も。。。
すでに入り口から長~~~い行列ができており、最後尾は刑務所を半周した場所でした。
列の途中、エッジのきいたバッグをお持ちの方に遭遇
列を眺めながら最後尾を探していたら、なななんと、昭和の大事件「三億円事件」のモンタージュ写真のバッグをお持ちの方が。
あ、アレ持って刑務所の中に入るのね、トガってるというか、シュールというか、やりよる。
ちなみに事件現場は、刑務所とは駅線路をはさんだ向かい側の方、東芝府中工場でした。
どんなバッグか興味がある方は「三億円ニットバッグ」で検索してみてください。
いよいよ敷地内へ
そしてこの写真の右側の列は、刑務所に入りたくてたまらない人たちです。
自分もこの列に加わりました。
プログラム(表)
ステージイベント欄に、”職員バンド「デビルス」演奏”の文字が。
ネーミングセンスがササります。
プログラム(裏)
この左上に書かれている「施設見学ツアー」。これこそが、刑務所の中にはいれるイベントです。
このチラシにあるように、午前の部1000人、午後の部1000人。午前の部はあっという間に定員に達し、列を離脱する人続出。でもここで離脱すると午後の部にもたどり着けないことが予想されたため、並び続けました。
この日は本当に暑くて、まっている間は苦行のようでした。
いざ、見学!
以前は「プリズン・アドベンチャー」と呼んでいたそうです。
職員の方、ノリノリですね。
まず、通信機器を落とさないようにするため、そういったものは頑丈なレジ袋にいれ、口を結束バンドで閉じます。
巨大な門をくぐり、全員が第2の門で待ちます。
最初の門が閉じられ、いよいよ第2の門の内側へ。
見学コースは縫製、塗り絵などを作成する作業場⇒体育館⇒入浴施設。
作業場は約7言語で注意書きが書かれており、国際化が進んでいるんだな~(?)と思いました。
入浴施設が一番刑務所らしさを感じる場所です。
監視員のスペースには、「入浴●分」などのボタンがあるコンソールが設置されており、湯に浸かる時間、体を洗う時間など、時間から順序まできっちり決まっているんだなと思いました。
ランチ
職員用の食堂ですかね?売店も入っていましたが、そこで「プリズン・カレー」なるものを食しました。
業者がつくってるんか~い。家庭の味、かな。
カレーを食べた建物の入り口には、入所者への差し入れに関する注意書きが。
屋台エリアでは焼き鳥も売っていました。
人気のイベント、販売品について
この文化祭の人気イベント、人気販売品は下記だと思います。
とにかく行列がすごいです。
a) 刑務所内覧
b) パンの販売
c) ブルースティック(固形洗剤)
d) メモ帳(府中刑務所の外観と「府中刑務所」の文字が入っている)
多分1人で行ったら、このうちの1つしか体験or入手できないでしょう。
もし来年行かれる方は、開門前、早めに並び、友人と手分けして列に並ばれるなどしたほうが良さそうです。
以上です。楽しんで頂けたら幸いです。
来年、行かれますか^^?
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