恋愛感情というものはコントロールが効きにくいものです。
相手を好きになっている時には感情のコントロールがしにくく、時には失敗してしまうこともあるでしょう。
気持ちが先走ってしまって相手を困らせてしまったり、感情が高ぶりすぎて普通では考えられないようなことをしてしまったり、後で考えれば恥ずかしくなるようなことを言ってみたり。
誰もがそのような経験をしたことがあるでしょう。
この恋愛感情は多くの場合その人の性格に関係していて、感情的になってしまう人と比較的自分の感情を抑えられる人の2つのパターンに分かれます。
感情に振り回されてしまう人は恋愛に対してとても積極的で、衝動的な部分があり、感情が高ぶるのが早い分冷めるのも早いと言う起伏の激しさがあります。
一方、感情に振り回されないタイプの人は恋愛に対して臆病な一面があり、とても慎重派で、あまり衝動的な行動はしません。
相手の立場や気持ちを配慮してから行動することが多いようです。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、やはり感情に振り回されてしまうタイプは何かと失敗してしまう確率も高いようです。
それではここから、感情に振り回されないのが恋愛の最大のルールであるという点について、詳しくご紹介していきたいと思います。
感情に振り回されてしまうとどんなデメリットがあるのか、2つの点をご説明します。
交際クラブ・デートクラブをご利用の方も参考にして下さい。
1、相手を振り回してしまう
感情的になりやすいタイプの人は、身近にもいるものです。女性でも男性でも多いですが、人間には理性というものが備わっています。
どうしてもこの理性よりも感情の方が上回って感情を理性で抑えることができない、こうした状況が日常化している人のことを感情的な人と言います。
感情的な人と聞くとあまりいいイメージがないかもしれませんが、何も悪いことばかりではありません。
良くも悪くも感情的ですから、人に対して強い愛情を抱いたり、自分が執着しているものをとても大切にしたり、人に対して感情移入ができるという面では素晴らしい性質を持っていると言えるでしょう。
それが良い方向に活かせれれば良いのですが、恋愛となるとそうはいきません。
好きな人がなかなか振り向いてくれない、思い通りにならない、気持ちを分かってくれない、自分が相手に向けているだけの愛情を返してくれない。
など恋愛のトラブルにイライラして相手に当たってしまい、問題をより大きくややこしくしてしまいます。
感情的になりにくい人はまず考えるので、相手が自分の気持ちをわかってくれないと思っても、その理由を冷静に考えます。
仕事が忙しいのだろうか、何か悩み事があるのだろうか、精神的に疲れていて自分に構っている暇がないのだろうか、など考えられるすべての要素を推察します。
考えることで冷静になるので、感情任せに相手に文句を言ったり、冷たく当たったり、泣きわめくこともありません。
理性よりも感情が上回ってしまう人は、まず感情的に動くので、後悔してしまうような行動を簡単にしてしまいます。
相手はいつもこの感情の波に振り回され、そのうちに相手にされなくなってしまうでしょう。
感情的な人は、いつも大切な人が自分の周りから去っていくという悲しい結果が待っています。
まずは感情的になるのではなく、理性で物事を考える習慣をつけるようにしなければなりません。
そうしなければ恋愛が成功することはないでしょう。
2、自分自身が苦しくなってしまう
感情的な恋愛をしている本人はどのように感じているのでしょうか?
気持ちが変わりやすく、しかも自分ではコントロールできないとなるとやはり辛いのではないでしょうか?
気持ちが盛り上がっていたり、好きな人と上手くいっている時には良いかもしれませんが、何かトラブルが起きたり不満を抱えてしまった時には、感情の激しい部分がどうしても出てしまいます。
ネガティブな感情というのは、抑えるのが難しいというのは誰でも同じことです。
怒り、嫉妬、悲しみ、寂しさなどの感情はなかなか言葉では表現しづらく、強硬な態度に出てしまったり、相手に当たってしまうなど問題を大きくしてしまうこともあります。
そして冷静になった時にそのようにしてしまった自分に嫌悪感を抱いたり、後悔したり、相手に申し訳なく思ったりするのです。そんなふうに感情をコントロールできない自分に嫌気がさしたり、悲しくなったりして結果的に自分が苦しくなってしまいます。感情の起伏が激しく、繊細な面があるからこそ自分を責めるような感情も感じやすいのかもしれません。
感情に振り回されてしまう恋愛は自分を苦しめてしまうことでもあり、どうしても幸せな恋愛からはかけ離れてしまいます。
ここまでで、感情に振り回されないのが恋愛のルールに欠かせないということをご紹介してきました。
一つは相手を振り回してしまうこと、もう一つは自分自身が苦しい思いをするということです。
勿論、感情的な行動のすべてが悪いわけではありませんが、どうしても辛い思いをしたり、お付き合いに失敗してしまう可能性が高いので、もし恋愛を成功させたいと思っているのであれば、感情に振り回されない恋愛をすることの大切さを理解しておきたいものです。
交際クラブ・デートクラブをご利用の皆さまも、つい感情的になってしまう方は、考える習慣付けをしてお互いに幸せになるような素敵な恋愛をして下さい。