多くの交際クラブ・デートクラブが広告宣伝を行っている事を知っていますか?。
その殆どが、女性募集に関するものです。
女性については、「高収入」「アルバイト」
こういった宣伝からしか、業界を知ってもらえる機会がないのです。
ここで、一つ疑問があります。
多くのクラブが同様の広告を出した場合、どこを選ぶのでしょうか。
まず、素直に問合せをする訳がありません。
何故ならば、そもそも「この業種・業界はどういうものなのか?」
という疑問にぶつかってしまうからなのです。
そうなると、誰しもがネットで言葉の検索をするでしょう。
ごく当たり前の行動に見えますが、ここが非常に重要なのです。
まず、広告というものについてですが
広告はあくまでも広告です。
街で見かけるような広告とは違いますが、目的が違うような気がします。
例えば、SMAPが新しいCDを出したとしましょう。
この場合、大切なことはCDに関する情報です。
グループ名・CD名・価格・発売日 これらの情報が重要です。
ここでは、おそらくグループ名と発売日を告知できれば十分でしょう。
では、交際クラブ・デートクラブの場合はどうでしょうか。
自給・仕事の内容・業界・クラブ名 これらのどこが重要でしょうか。
答えは、業界になると思います。
普通のアルバイトと比べると世間からの認知度が低い分、業界に注目されます。
98%の人が、この業界のことを知らないのです。
すると問合せはそっちのけで、まずはネットで調べることになります。
しかし、会員制サービスの業種なので詳しいことは何一つ書かれていないでしょう。
ここの時点で大雑把なイメージのみの情報を得るだけになり、
それ以上の詳しい情報がない為に、悪いイメージも持たないことになります。
最後はネットサーフィンの流れで、ポータルサイトを見て
ランキング上位のクラブに問い合わせが行くだけです。
そうなのです。
規模の小さいクラブが頑張って広告を出しても、
最終的にあれよあれよという間に、大手クラブに女性が集まるのです。
つまり広告というものは、出しても損はありませんが、
クラブの努力がなければ100%実を結ぶことは難しいのです。
著者 青山プラチナ倶楽部スタッフ 佐野塔子