交際クラブ・デートクラブの収益は紹介料が殆どです。
どの様な頻度で会員は紹介を受け収益が出るのでしょうか。
まず、月に何度利用するかが非常に重要です。
月に1度であれば1人の会員からは5万円の収益です。
それが2度であれば10万円です。
つまり、100人の会員が動けば500万円ということです。
2度動けば倍となり1000万円です。
ここで考えていきたいのが、動く理屈です。
単純にお金の問題なのか、時間の問題なのか。
これを突き詰めていくと、時間になるのではないでしょうか。
何故ならば利用上で十分な金額を持っている男性は多いからだ。
そもそもお金の問題であれば会員の数も利用数も変わってくる。
そうなると、時間であることは言うまでもない。
つまり自由な時間があるかないかが結果を分けるのだ。
その為には、どの様な会員が適しているのだろうか。
高級を謳うクラブの場合、会社経営者や重役が多い。
ただでさえ普通の会社の社員が忙しく働いているのに、
社長や偉い立場の人間がものすごく暇なわけがないのだ。
そうなると1回遊ぶのが一杯一杯だろう。
これでは、収益も上手く得られないことが多い。
では、逆ではどうだろうか。
時間は多いが、お金はあまりないはずだ。
しかし、この場合だと利用者層も変わることになる。
そう、普通のそこそこ出来るサラリーマンが多いはずだ。
ここを少し裕福で、独身者のような、お金の余裕がある層に変えると、
簡単に会員も増え、倍の利用者を見込めるだろう。
当然、その為には価格や料金が関わってくるが、
ここに関しては窓口を浅く設定するだけで良いだろう。
例えば、3か月の利用を考えて欲しい。
(セッティング料は5万円とする。)
入会金10万円で、月に1回の利用であれば、25万円だ。
仮に、入会金0円で、月に2回の利用であれば、30万円となる。
これが1年間であれば、50万円の差がでる。2年なら倍だ。
つまり、システムと利用者層を変えるだけで、
年50万円×会員数の収益の差が出てしまうわけだ。
もしも倍ではなく1.5倍だとしても良い金額になるだろう。
上手くクラブが回らない場合でも、高級クラブ同様の収益は上がる。
このようにして、ミドルレベルのクラブも生き残っているのだろう。
あくまでも妄想のレベルの話ではあるが、興味深くはないだろうか?
著者 青山プラチナ倶楽部スタッフ 中田友子