婚活、恋活…。今やこんな単語が誕生する時代。
将来の伴侶やパートナーを求める男女が、急激に増えている証とも言えるでしょう。
それだけ出会う機会が少なくなっているのかもしれません。
とにかく「出会いの場にいることが最低条件!」常にこうアドバイスしています。
それでは格好の出会いの場とはどこか。
“婚活”や“恋活”の場となる好例を紹介していきます。
目次
恋愛が始まるお店の例
自然と仲が深まる場が必要
出会いの場の条件として最も重要なことは、相手の素性が分かる場であってほしいことです。
親密な間柄にまで発展しても、境遇を知って意に沿わない場合もあるからです。
事前に互いのある程度素性が分かっていれば、安心して付き合えます。
それには時間をかけて、仲が深められる環境が必要です。
となると、常連となれる喫茶店やパブが無難と言えます。
カウンターに座ってママやマスターなどと信頼関係が構築できるお店がいいでしょう。
ママやマスターを中心に会話して、客の横のつながりへと発展して、いつの間にか、知り合いの輪が広がっていく・・・。
そんなお店を見つけてはいかがでしょうか。
たまり場はカウンターしかない純喫茶、常連客200人超
市街地中心部から車で5分ほど離れた住宅街にあって、大動脈でもある幹線道路からわずか100メートルほど入ったところにある純喫茶です。
店の大きさは、何と敷地面積6坪余り。
カウンターのみで、椅子が8つしかありません。
まるで場末のショットバーですが、ホットコーヒーがメーンの純喫茶。
特別な豆を使ったものが出てくるわけではありませんが、常連客は200人は超えていました。
カウンターしかないので、一見さんは入りにくいですが。
8席しかないのに、18人以上が来店
客の年齢層は圧倒的に20~30代が中心。
男女の比率は、ほぼ半々でした。
40~50代の客もいたものの少数。
営業時間は午前10時から午後10時まで。
連日満席で、午後6時を過ぎると“超満席”状態になります。
この“超満席”には意味があります。
8つの席の後ろに、立ち席が10席近くできるのです。
店が立ち席をつくったわけでなく、自然発生的にできたのです。
常連客中心…なればこその繁盛ぶりです。
店の前にはベンチまで置くようになって、ここでカップルがコーヒーを手に談笑する。
店の前の道路脇には常連客の車が十数台ズラリと並んだものです。
近所からは苦情がきていたようですが、それでも店の人気に圧倒されていました。
誠実さが売り、人気の秘密はママ
では、なぜこの店はこんなにも人気があったのか。
答えはオーナーの美人ママにあったのです。
28歳で一流商社からの脱サラしての挑戦。
最初はママの友人の口コミでスタートしましたが、客のもてなしが抜群。
誠実さが売りで、家族的な雰囲気に誘われ、次々と常連客が誕生していきました。
近所に住む友人の紹介で引き込まれ、1ヶ月も経たないうちに頻繁に通うようになりました。
盛大に“合コン”“街コン”も
こんなにもにぎやかでアットホームな店だっただけに、オープンして3年後には、一大イベントの企画も行われました。
他のスナックやパブを借りて、200人近い参加者とクリスマスパーティーや新年会も盛大に開催しました。
常連客が友人を連れてくるなどで、今の合コンや街コンに近いものがありました。
ですから、次々とカップルも次々誕生し、店はさらに増えた常連客でごった返すようになりました。
まとめ
安心して付き合える環境が、自然に出来上がった代表的な例です。
現在でも、若者のたまり場的な場は、形こそ違っても、あちこちにあるでしょう。
男女が安心して出会える最適の場。
もし、出不精なら…まずはこの「場」をリサーチするところから始めましょう。