2018.04.11
好きだからって言う事なんでも聞いてない?
あなたは好きな人ができたら尽くすタイプですか?
好きな女性にはなんでもしてあげたい!
相手が困っているときに助けてあげて注意を引きたい!もしそう思って行動しているのなら、それって実は逆効果かもしれません。
でもこの行動ってかなり多くの人がやっています。
例えば職場で好きな人が困っていたら何気なく声をかけて、「それ手伝おうか?」なんて言ってみる。
言った本人は『くぅ~!これで俺の評価あがるかも』なんて思っているかもしれませんが必ずしもそうではありません。
もちろん優しさは大切ですが、実はそれ以上に大切にしなければいけないポイントがあります。
このポイントを押さえているかどうかで他のライバルとの勝負が決まってしまうこともあります。
交際クラブ・デートクラブで知り合う美女は、他にももちろんセッティングが入っていることでしょう。
知らないままただ相手のために動いてしまっていては気づかないうちにライバルに先を越されてしまいます。
そうならないために、是非この記事を読んでください。きっと新たな発見に出会えるはずです。
やってあげるか、やってもらうか
さてそれではここから実際にどのようにしたら相手に好意を持ってもらうことができるのかをお話していきたいと思います。
好きな人には何でもやってあげたくなるものですよね、そしてそうすればきっと好意は伝わると思いますよね。でも、実は違うんです。
「なぜ?じゃあ今までやってきたことはなんだったんだ?」と思う方もいるでしょう。
でもすべての親切が無意味なわけではありません。それに人の優しさが相手を動かすことだってもちろんあります。
今回お伝えしたいのは相手のためになにかしても意味がないということではなく、「してもらった側よりも、してあげた側の方が実は相手へ好意を抱きやすい」ということです。
さてこの一見矛盾したような理屈はどこからやってくるのでしょう。
①認知的不協和理論
そもそもこの恋愛ノウハウの根底には「認知的不協和理論」というものがあります。
少し難しそうな言葉がでてきましたが、実際に説明を聞いてみるとそんなに難しいものではありません。
認知的不協和理論とは、「何か行動したときに生じる気持ちの矛盾を解消するために、考え方や行動を変えること」を言います。さあここまでではまだ複雑なままです。
もう少し具体的に説明してみましょう。
例えば困っている人を助けた場合、助けられた側が助けてくれた人に対して好意を持つ可能性ももちろんありますが、それ以上に助けた側が助けた相手に対してはっきりと好意をもつことが分かっています。
何故かというと誰かを助けるという行為は、自分の労働力や思考力を使って、いわば自分を少なからず犠牲にして行うものであり、「自分を犠牲にしてまで助けた人が悪い人なわけがない」とほとんどの人が感じるようになっているからなのです。
つまり「実際に労働力などの対価を支払った」という現実を良いものとして受け入れるために「助けた人が魅力的だったから助けたんだ、あの人を助けてよかった」と自分の考え方に少なからずプラスの作用がなされるということです。
ここまでくるとみなさんも少しずつこの考えを受け止めてくださっているのではないでしょうか?
この「認知的不協和理論」が示しているように、助けられた側よりも助けた側の方に相手を好きになる理由が大きく存在しているのです。
だから人は「誰かに助けてもらった」という記憶よりも「誰かを助けてあげた」という記憶のほうが強く残るようになっています。さあそれでは実際にこの理論を恋愛のシチュエーションに合わせて考えてみるとどうなるでしょうか。
②具体例
例えば職場の同僚に好きな子がいる場合、書類のコピーなど比較的簡単なお願いを時々してみましょう。
もちろん頼むときは自分が手一杯で余裕がなく、誰かに頼りたい気持ちだということが伝わるように頼みます。
そして実際に手伝ってもらったら笑顔で「ありがとう」と感謝の気持ちを述べましょう。
この時、あなたのおかげで助かった!
という感情がしっかり伝わるようにすることがポイントです。このようなお願いを少しずつ積み重ねていけば、相手はあなたという存在を少しずつ意識していくことになります。
また別の例で、職場の先輩を好きになったとしましょう。
何か相談事をするときに「○○先輩にしかこういう相談できないです」など、その先輩を頼りにしていることをそれとなく伝えます。
これも同様に少しずつ相手があなたを意識してくれるようになるでしょう。
もう既に付き合っているカップルにもこの理論はあてはまります。
もしあなたの我が弱くて、あまり相手にわがままを言ったことがないのなら注意が必要です。
この理論から分かることですが、「わがままは言ったもん勝ち」です、もちろん程度によりますが。
わがままを言われている側は「しょうがないなあ~」といいながらそのわがままを聞くことで相手を助けたのと似たような感情を覚え、相手をどんどん良いものだとみてしまうようになります。
逆にわがままを言っている側は「いつもわがまま聞いてくれて嬉しい」とはなりにくいのが現実です。
だからもしあなたが恋人の気を引きたいのなら、何でも聞いてやるのは逆効果で、逆に自分のわがままをたまには通すくらいの気持ちでいきましょう。
まとめ
今回は認知的不協和理論という少し難しい理論をもとにした恋愛ノウハウについてご紹介しました。
相手を思うほど尽くしてしまいがちですが、実はそうではなく、自分のお願いを聞いてもらってこそ相手の興味を引くことができるのです。
交際クラブ・デートクラブで、セレブ男性側から何か頼み事をしてみてはいかがでしょうか。