2018.03.19
目次
依存してくる女性と上手に付き合っていく方法、依存を克服するには
恋人や友達に依存症の女性がいると大変なことがたくさんあります。
深夜でも関係なくメールが送られてきたり、一緒にいられないと泣き出したり、過剰に嫉妬や束縛をされたり、時として依存は普段の生活を脅かしてしまうほどの状態になってしまいます。
依存されて困っているという悩みを聞くことはあっても、依存症の相手を劇的に改善させることができたという話はなかなか聞かないです。
それほど依存症という問題は根が深く、対処法を見つけるのが難しいと言えます。
交際クラブ・デートクラブで知り合った女性たちと何回かお会いしていく中で、そういった片鱗が見えてきて、気づけば…てことにならないように、対策をしておかないといけません。
今回の記事ではそんな依存症の原因から対処法まで詳しく解説していきます。
是非参考にしてみてください。
依存症は対処法が分かりづらい
恋人や親しい女性との間に起こりえる、大きな問題の一つである依存症。
依存症の一番大変なところは「対処法が良く分からない」ということではないでしょうか。
優しく相手のいう事を聞いてあげようと思っても、いつかは自分にも限界が来て辛くなってしまいますし、かといって厳しく突き放すと相手は何をするか分かりません。
なぜ対処法が分かりにくいのか、それはそもそも依存症の本質が分かりにくいから。
依存症の人はどういうことを考えているのか、なぜそうなってしまったのか、それが分かればどう対処したらいいのかが少しずつ見えてくるはずです。
依存症の人が考えていること
まずは依存症の人は何を考えているのか、その思考回路や精神状態について知っていきましょう。結論から言うと、依存症の人は
「自分のストレスや苦痛を癒してほしい!」こう考えています。
これはある程度表面的な感情ですから、本人にも相手に癒しを求めている自覚があることも多いでしょう。
しかし、心の奥底では『恋人(親しい間柄にある人)にしか自分のストレスや苦痛は癒してもらえない・・・』とも考えてしまっています。
そしてこの『恋人(親しい間柄にある人)にしか』という言葉こそが、依存症を引き起こすキーワードです。
例えば恋人に依存している人に当てはまるであろうことをいくつか挙げてみましょう
- 恋人がそばにいないとストレスを感じる
- 捨てられてしまわないか不安
- 嫌われたくない
- 自分という存在を認められたい、求められたい
- 拒否や拒絶をされると過剰に反応する
- 相手に好かれるためならなんでもする
これらは全て『恋人にしか癒してもらえない』
つまり『恋人がいなくなったら自分は耐えられない』という気持ちから起こっている感情です。
依存症には、恋人に対するものの他にもタバコやお酒、パチンコ依存症などもあります。
そしてやはりこれらに依存している人たちも
『自分を癒してくれるのは○○だけだ』
『刺激を与えてくれるのは○○だけだ』
というように考えています。
依存症になってしまった原因
依存症の人は「癒してくれるのは恋人だけ」と考えています。
でも本当は自分を癒してくれるものって探してみると恋人以外にもあるものなんです。
新しい趣味を見つける、刺激を感じるためにスポーツを始める、そういうことが面倒だったり、自分には○○しかないという思い込みだったりが依存に繋がってしまうのです。つまり『楽しみがそれしかない』
この事実が依存の一番大きな原因になっているのです。
他にも、過去に辛いトラウマを経験している、家庭環境に問題があった、自分に自信がもてない、なども依存の原因として挙げられますが、一番大きな原因はやはり『楽しみがそれしかない』ことです。
「友人といても心が休まらない」
「打ち込める趣味がない」
「一人で過ごすのが好きじゃない」
など、恋人といる時間でしか癒されることがない人はどうしても恋人に癒しを求めることになります。
そして恋人に癒してもらう度に『やっぱり自分を癒してくれるのは恋人だけ』と感じ、加速度的に恋人だけに集中するようになってしまいます。
依存する時におこる悪循環
恋人にしか癒されない→恋人といる時間以外が苦痛になる→より強く恋人からの癒しを求める→恋人といる時間以外がより苦痛になる
このように依存してしまう人の中では悪循環が起こってしまっています。
そして依存が深刻化してくると人は依存している自分に対してもストレスを感じるようになります。
そうすると更に深刻な悪循環が起こります。
恋人にしか癒されない→依存している自分を責める、ストレスを感じる→恋人に癒しを求める→さらに自分を責める、ストレスを感じる
こうなってしまうと依存している人もされている人もかなり辛いこと想像できると思います。
相手も自分も一体どうしたらこの状況を脱却することができるのかが分からず、疲れ果ててしまうのはこの悪循環にはまってしまっているからなのです。
交際クラブ・デートクラブや婚活パーティーなど、最近親しくしている方の中にそういった女性(もしくは男性)はいませんか?
依存を脱するために
では依存から立ち直るためにはどうしたらいいのか、恋人としてどのように接していけば本当の意味で相手のためになるのでしょうか。
①恋人しか癒してくれないというのは思い込みだという事を認識させる
依存の一番の原因である、『恋人にしか癒されない』という気持ち。
先に少しだけ触れましたが、これって思い込みなんです。
なぜなら自分の周りを良く見渡してみれば、どこかに自分が好きなものや興味を持てるものが見つかるはずだからです。
しかし依存に陥ってしまう人はそういう視点を持ちにくく、実際に依存してしまっている状態ではなおのこと周りに目を向ける余裕がありません。
映画を観に連れ出したり、相手が何か新しく没頭できそうなものを探して紹介してみたり、自分以外のものに目を向ける機会を作ってあげることが効果的です。
もしもあなたが腰を据えて相手と話し合う覚悟でいるのなら
「私以外にもあなたを癒してくれたり、刺激を与えてくれたりするものはあるはず。一緒に探してみようよ。」
などとストレートに伝えてしまうのも良いかもしれません。
もちろん、そこから上手く抜け出せずに相手も苦しんでいるのですから解決は焦らずに、もし相手が自分の状態を認識してくれたらそれだけでOKとしてください。
②物理的な距離を取る
どうしても近くにいると相手の心にあなたの影がちらついて、相手は自分の周りに目が向きにくくなってしまいます。
相手は「一緒にいてくれ」と懇願するかもしれませんが、ここは心を鬼にして距離を取りましょう。
これは長い期間ではなくてもいいです。毎日のように会っているのならまずは1日でもいいのです。相手の「会いたい発作」が起こっても会いに行かない、会いにこさせない状態を作りましょう。
そして大切なのは、物理的な距離を取っている時に、相手に新しいことをさせることです。
「離れている間に私のことばかり考えると意味がないから、何かで気を紛らわす努力をしてみて」
と伝えてもいいですし、おすすめの映画や小説を渡しておいて、次会った時に感想を言い合おうという約束をしてもいいかもしれません。
もちろん理想的なのは、距離を取る前に既に興味のあることを相手が見つけていることです。
物理的な距離を取って、相手があなたのこと以外に集中できる瞬間を少しでも長くしていきましょう。
③少しでもうまく行ったら相手を認めてあげる
最初は1週間会わない予定だったけど、2日でギブアップしてしまったとしましょう。
でもそこで相手を責めないでください。
自分には根性がない、ダメな人間だ、などと自分を責めてストレスを増やしてしまっては結局依存に逆戻りです。
「とりあえず2日出来た!」と相手の行動を認めてあげてください。
1~3の方法を少しずつ試していきましょう。
そして『恋人以外にも自分を癒してくれるものや刺激を与えてくれるものがある』このことに気づいてもらうことが相手を依存から立ち直らせる一番の近道です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
依存というのはとても複雑で難しい問題です。
がむしゃらに相手と向き合おうとせず、まずは相手の気持ちを理解するところから始めてみましょう。
依存している人は多くの場合悪循環から抜け出せずに苦しんでいます。
そこから抜け出すヒントを与えることができるか、相手が苦しんでいる時に適切な言葉をかけることができるかどうかが大切です。
依存体質の人と向き合っていると、自分の精神を削られる瞬間がたくさんありますから、自分自身も無理をしないように十分に気を付けましょう。
現在相手がいない方でも、婚活パーティーや結婚相談所、合コン、交際クラブ・デートクラブなどを利用し、多くの女性との出会いを求めている人は特に注意が必要です。
今回は女性をメインとしましたが、これは女性だけでなく男性にも言えることです。