2018.02.21
ブサイクな男性でも、かっこよく見えてしまうフレーミング効果とは?
あなたは、フレーミング効果を知っていますか?フレーミング効果とは、物事の受け取り方が変わることをいいます。
あなたの周りにも、美女と野獣のようなカップルがいると思います。
「なんで、こんなブサイクな男と付き合ってるんだ!?」
と思うほど、美しい女性がどこにでもいそうな男性と付き合っているのは、意外に多いものです。
また、憧れのアイドルのような相手と付き合えたのに、長年付き合うと全く可愛いと思わなくなるなんてこともあります。
これは、フレーミング効果によるものです。これをうまく使う事で、彼女ができない人、彼女に飽きられている人も、相手の気持ちを変えてもらえるでしょう。
では、フレーミング効果はどのように使うのでしょうか?
フレーミング効果とは?
フレーミング効果は、実は私たちの身近なところでいつも起こっています。
テレビや広告がよくある例で、人や商品サービスを美化されたように見えることがあります。
例えば、芸能人はテレビで見ると、「憧れの存在」「かっこ良すぎる」「可愛すぎる」というファンがとても多いです。
ですが、実際に会ってみると「普通の人だった」なんて言う人もいます。
また、テレビ通販を見ていたら、普通の掃除機がとってもすごい、今すぐ欲しい掃除機に見えてしまう。
それで注文して、家に届いたら一度も使わずタンスのすみにしまってしまい、「あれ?あの掃除機どこいった?」といった状態になる。
なんてこともあるでしょう。
なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
それは、自分の目に入る前に、なんらかの形で「美化」されるからです。
すごくないものがすごく見える、大したことないものが立派に見える。
これは、恋愛でも使えます。実際、恋愛やパートナーとの生活で上手に行っている人も、無意識的にこれを使っています。
では、どのように使えばいいでしょうか。
フレーミングの例
フレーミングのやり方は、そんなに難しくありません。方法を知ったら、それを意識的に使うことが大事になってきます。
これは、同時に相手を思いやることにもつながるので、無意識的に相手は「大事にされてる」と感じやすいでしょう。
フレーミングとは、「今、現実を見ているレンズを、違うレンズに変える」というものです。
ご飯を例にしましょう。
毎日食べているご飯を、お家で食べたらいつも通りのご飯ですが、高級料亭でそのご飯が出たら、どんな気持ちになるでしょうか?
同じ白米でも、高級なお米に感じて、味まできっと変わるでしょう。
これは、スポーツでいうプラシーボ効果ともいえます。
力が出る薬を飲んだら、いつもより重たいものを持てるようになった。
でも、フタを開けたらただ小麦粉だった。なんて話があります。
これも、「この薬を飲んだら力が出るに違いない!」という、人間の思い込みが人間の力を強化するというものです。
また、恋愛でもよくあることで、話さない時は、顔がイケメンでとってもかっこよく見えていた相手も、話してみたらとても付き合いたいと思うような相手じゃなかった。
これは、男女ともにあるでしょう。
これらは、最初に「美化されるフレームがかかっている」ようなものです。
1000円の絵も、豪華なフレームに入れられていたら、とても高そうに見えるでしょう。
100円均一のものと、高級品が変わらなく見えるのも、表面的に「高い」と思えるまで美化されているからです。
これを恋愛で使えば、なんでこんなに恋愛を難しく思っていたんだろう?と思うかもしれません。イケメンがモテず、普通の男性がモテるということも、これで納得できるでしょう。
フレーミングのやり方
まず、自分が見方を変えたい相手を見つけます。
そして、その相手にとって素敵に見えるフレームを探します。
例えば、好きな男性のタイプは、静かで、どっしりとして、少しお茶目で・・・。
といったタイプを聞き出したら、自分がそう見られるように、自分を変えていきます。
基本は、これだけです。
そして、自分に対して相手が変わってきたら、より自分が望む相手になるまで、自分を変化させる。これで、理想の相手も自分に興味を持ってくれるようになるでしょう。
フレーミングのポイント
ただ、自分を変えるといっても、苦しくて維持できなかったり自分らしさがなくなったりで、困る人もいるでしょう。
その時は、バランスを意識してください。どれだけ自分を変えて、好きな相手とお付き合いをしても、その自分を維持できなければ嫌われてしまうかもしれません。
それによって、女性は大事にされている感じがして、自分に対するフレームが変わってきます。
なので、フレーミングは単なるテクニックではなく、いかに相手を深く理解するかという、相手への思いやりともいえるでしょう。
まとめ
フレーミングは、自分を変えるだけじゃなく、相手が見える世界のフレームを変えることなので、例えばショッピングに付き合う、素敵なランチをご馳走する、まめに小さなプレゼントをするなど、女性特有の喜ぶポイントがあるので、そこを喜ばせるというのも1つです。