不倫経験から学ぶ切ない体験談特集

2018.01.31

1 不倫経験から学ぶ切ない体験談特集
- 1.1 離婚を6年も待ったのに裏切られた！
- 1.2 妻を抱けない「代わり」にされた！
2 まとめ

交際クラブ・デートクラブで出会った相手との不倫は、割り切った気持ちでするものです。
気持ちを都度切り替えて、楽しむためのものです。
そう分かってはいるものの、女性はその「割り切り」が男性よりも苦手です。
男性も情が深い人は気持ちを引っ張られてしまうのですが、女性は肌を重ねるごとに情深くなっていくとも言われています。
そんな女性の、切ない不倫体験談をご紹介します。

離婚を6年も待ったのに裏切られた！

交際クラブ・デートクラブで出会った相手が不倫関係だったけれど、相手も自分も本気で愛し合って付き合っていた彼とのことです。
相手の彼30代後半で、小学生の子供と奥さんがいました。
でも、奥さんとはずいぶん前から不仲で、子供が中学生になったタイミングで離婚をしようと考えていると言われました。

私は当時30歳。
まだ自分は若い女子のつもりだったし、彼が離婚をするのを待っても遅くないと思っていました。
私のことも大事にしてくれるし、子供のことも大事に思っているんだと考えたら、それは待つしかないと思っていたんです。

しかし、子供が中学生になって離婚を約束した時期になって、突然別れを切り出されたのです。
「やっぱり中学生とはいえ、両親が離婚して一家がバラバラになるのはかわいそうでできない」と言われたのです。
子供を理由に、別れを切り出されました。

気付いたら交際から6年が経過。
私はもう結婚適齢期をとっくに過ぎた、おばさんになっていました。
私と別れたい理由はそれだけではなかったようです。
秘密の関係は神経を使うし、お金もかかるという現実的な理由を挙げられて愕然としました。

中学生となった子供にはこれからどんどんお金がかかるし、そのタイミングで離婚を切り出すことはとてもできなかったというのが正直なところだそうです。
二重生活をすることが、年齢的にもしんどくなったという理由もあったようです。

彼も40代中盤に差し掛かり、女性に対する欲も薄れてきたのでしょう。
あっけなく私はフラれ、彼は家族のもとに戻っていきました。
初めは大事な6年間を無駄にし、彼に裏切られた気持ちでいっぱいでした。

なぜ彼は元の幸せな生活に戻れるのに対し、私は何もかも失って一人ぼっちなのかと…。
しかしそれが「不倫」の代償なのだと気づかされました。
不倫関係にあり私がこの関係に納得している以上、「約束」や「契約」はできないのです。
できる立場にないことを、大事な時間を失って初めて実感しました。
（38歳・会社員・Ｙさん）

妻を抱けない「代わり」にされた！

彼とは体だけの付き合い、割り切った関係で付き合っていました。
いわゆるＷ不倫で、私も相手も既婚者でした。

私は最初軽い気持ちで体の関係を持つようになったのですが、だんだん彼に気持ちが移っていくのを感じていました。
セックスの相性も良いので、夫とのセックスは次第になくなっていきました。
やはりセックスがなくなると、夫婦の関係は急速に悪化していくものです。

夫との仲は日に日に悪くなって、私は離婚を考えることも出てきました。
しかしそれを不倫相手の彼に話すと、あからさまに不機嫌になるのです。
つまり共感できない、同じ気持ちではないということです。

向こうはあくまでも「体の関係」だけを求めているので、私の夫との比較や、夫との不仲の話題を振られても困るといった感じでした。
彼に恋愛感情を抱いていたのは私だけで、夫婦関係が悪くなったのも私の方だけでした。
不倫相手の彼は、奥さんが病気でセックスができず、性欲を満たすだけに私と付き合っていたことが、後になって分かりました。
本当は妻を抱きたいのに、それが叶わないから他の誰かで欲求を埋めていたのです。

最初、私はその事実に腹が立ちました。
なぜ他の女性の代わりに抱かれなければならないのか、女性として屈辱的に感じたのです。

しかし後から冷静になって考えてみると、それが「不倫」なのだと気づきました。
私だって最初は軽い気持ちで、割り切った関係を持とうとしていたのです。
でも、それができなかった。

彼に恋愛感情を抱いて、それを彼に受け入れてもらおうとしてしまったのです。
感情や気持ちの盛り上がりに流され、大事なものを失ってしまいました。
ルール違反を犯していたのは私の方だったのです。
（45歳・主婦・Ｒさん）