2018.03.27
出会いがある場所はどこ?
今回は特定の相手を条件やタイプで選ぶ結婚相談所や交際クラブではなく、生活に関連する場で結婚・出会い・成功率についてみていきましょう。
結婚に至る出会いの条件となるのは以下の通りのようです。
- ①囲い込まれた場所で過ごす
- ②時間を共有すること
- ③目的を共有すること
この条件からすると勉強やビジネスという共通の目的であれば、ある程度一緒に時間を過ごす会社や学校というのは格好の婚活の場と言ってもいいでしょう。
時間と目的を共有しているのですから、様々な面を男女ともに見ること、目立たない人でも誰かがその人の良いところを見つけてくれるものです。
それでも学校は卒業したし、社内恋愛というのも就職氷河期以降となればそれも下火になってきたのも事実です。
それでは、社内に変わる「囲い込みの場」というのはどこなのでしょうか。
社会人サークルやNPOが狙い目
例えばフットサルやゴルフ、マラソンなどを楽しむ社会人サークルなどはどこにでもあります。
また、ボランティアに近いNPOなどはどうでしょうか。
朝、お洒落なかっこうをして掃除をしているNPOを見かけることがあります。
他にはキャリアアップを狙う社会人大学などもいいでしょう。
このように会社と自宅の往復意外にどこかプラス1箇所行く場所を作るのです。
もちろんですが、そこは囲い込まれた場所がベストです。
また、好きな異性をその囲い込んだ場所に誘うのも一つの方法です。
30代半ばで結婚したある雑誌編集者ですが、行きつけの小さなバーで同じ世代の女性と出会ったそうです。
好意を持ったその女性との距離を縮めたい…それでもバーだけで会うのはきっかけとしては弱いのです。
そこで考えたのが自分でサークルを作ることでした。
週末にテニスコートを予約して、大人のテニスサークルを立ち上げたのです。
バーの仲間や友達を誘ってお目当ての女性も誘いました。
自分がテニス部であったこと、女性もテニスをやっていたということが決め手になったのは言うまでもありません。
そうなると2人で連絡を取り合うことも増えて、約束しなくても自然と週末にはテニスコートで会うことができる…。
半年ほどのサークル活動の末に2人はめでたくゴールインとなったのです。
これは自分が作った囲いの中に誘い込んで時間と目的を共有した結果ということです。
かつては社内が恋愛の場としては有効な手段でした
大手企業であればそれなりに人数がいるので、好みの異性というのは1人や2人は必ず存在していたことでしょう。
しかし、気がつけば仕事は忙しくなり、人は減っていきます。
働き方改革という言葉が出てきても、人々にはそのような余裕がなくなってきました。
会社よりも趣味を共有した囲い込みの場ができれば出会いの確率はかなりあがるでしょう。
人数も少ない囲い込みの場となりますが、その分選択肢も狭まれ、観察力も増してきます。
妥協する必要はありませんが、共通の目的があって、頻繁に会うようになるとそれだけでもお互いが惹かれ合うには十分と言えるでしょう。
やはり大手企業がいいというのでしたら、すぐに入社するのは難しいでしょう。
しかし、最近では派遣社員であれば言葉は悪いのですが、潜り込むことは比較的簡単です。
そういった多くの人が集まる場では、選択肢も広がるので、自分の異性に対する好みがピンポイントであればなおさら多くの人が集まる囲い込みの場である会社はまたとない出会いの場となることでしょう。
そこで、目当ての人を見つけたら、さらに囲い込むようにしていくのです。
先例では自らサークルを作りましたし、そのような方法はとても効果があります。
約束しないでも自然に会えるような環境を作ることが大切ということです。
特に趣味が同じという「囲い」は強力
現在のカップルや若い夫婦では、共通の趣味を持っているという割合は5割以上ということですから、趣味はとても重要なファクターだということがわかります。
旅行やグルメだけではなく、ゲームやアニメといったものでもいいでしょう。
何か一つでも共通点を見つけることが大切です。
同じ趣味で好みの容姿の女性との出会いじゃなきゃ!という方ならデートクラブが確実ですが。
「囲い込みの場」を作るのでしたら、女性が多いあるいは男性が多いということではなく、できるだけ男女比がいっしょになるようにしましょう。
ここが重要なポイントになります。
まとめ
婚活に苦戦している人は、相手からもらうものばかり考えている人が多いという指摘もあります。
ここは視点を変えて、相手に差し出すものも考えてみる必要があります。
もらってばかりではなく、ギブアンドテイクが必要ということです。
まさにカップルや夫婦となるとそういった面がとても大切になることは間違いありません。