2020.01.22
モテる男性、いい男という条件
インターネットの記事や掲示板などでは、まだお付き合いしていない男女が食事に行くとき、男性がおごるべきか、否か、という論争がしばしば起こります。
個人的にはおごられたい女性がいたらおごってあげたらいいし、割り勘派の男性は無理しておごることはないし、ポリシーの合う人と付き合えばいいんじゃないかなぁ、とその論争をのんきに傍観しています。
ただし、モテる男性、いい男、という条件付きならば話は違います。
結論から言うと、本当にモテる男性はおごるのではありません。
「ご馳走する」のです。
スマートなイイオトコ
これはもちろん言い方のスマートさもあります。
お会計の時になって「あ、いいよいいよ、おごるよ」と言うのは普通の男性。
女性によっては、いちいち言わなくても黙っておごってくれたらいいのに、と思う人もいるでしょう。
こんな時、モテる大人の男性は「ここはご馳走させて」という言い回しをするのです。
交際クラブ・デートクラブに登録されていらっしゃる男性の方々はこちらが多いのではないでしょうか。
“おごって”でも“あげる”でもなく、ご馳走、させて欲しい、のです。
細かいようですが、女性ってこういう細かいところにグッと来たりすることがよくあります。
食事に誘う時も、おごるから、連れていくよ、という言い方は友達から恋人に発展するような場合であれば問題ありません。
しかし、仕事の関係などから始まる大人のお付き合いなら「ぜひ一緒にどうですか、ご馳走させてください」なのです。
女性が持っている2つの傾向
さて、ここでオゴリ反対派の方ならば、なぜおごることが前提になっているんだ!と言いたいところでしょう。
少なくともモテていたいと思うのなら、女性が持っている2つの傾向を知っておく必要があります。
一見純粋で清楚に見える素敵なあの女性も、こういう傾向がある、と思っておいて間違いありません。
(1)女性はよく見られたいという性質を持っている
(2)女性は得することが基本的に好き
この2つです。
まず、よく見られたいというのは、不特定の世間一般から、というのもそうですし、身近な家族や友だちからというのも、そうです。
分かりやすい例で言えば、美人過ぎる○○、といった女性などがそうです。
医師、研究職、官僚などの職業はそこに至るまでもなかなか大変な職業です。
もちろん職場に入れば周囲に事にかまっていられないほどの忙しさや集中力や時間を費やします。
男性の場合はひとつのことに没頭する傾向があるのでその他のことに無頓着になりがちで、髪はボサボサ、無精ひげに何日も洗っていないシャツ、なんて医師や研究者も見かけます。
一方で女性はそういった環境にあっても、出来る限り少しでもキレイに、印象良くしようとします。
チャラチャラしている訳ではなく、そういう性質なのです。
ですから男性と食事に行くということが事前に分かっていれば、メイクや髪、服装にやっぱり気を遣います。
ほんの数時間の食事にも、それなりの時間や手間、お金を割いている訳です。
それでだけでなく、友だちとその食事の後日談になった時などは、「いいなぁ、羨ましい!」と言われたいのです。
世間一般からも、友だちからもよく見られたい、それが女性の性質の傾向です。
基本的にお得が好き
また、女性は基本的にお得が好きです。
季節ごとのバーゲンセールに秘かな熱意を持っているのも、変なところで節約するのもそうです。
男女平等とはいえ、平均的な収入額は女性の方がまだ低いという理由も、もちろんあります。
ですが女性はその性質から、例えば同じパティスリーのケーキなら、1,500円で1ピースより、3,000円のケーキバイキングが心から楽しいのです。
せっかく時間や手間をかけて、普段使いよりちょっといいファンデーションやリップでメイクして、最近買った靴を下ろして、それで割り勘だと「損した」という気分になっても仕方がないことなのです。
話も楽しくて、まずまずのイケメン、お店のチョイスも間違いない。
さらに「ご馳走させて」というお得がさらに上乗せで、女性の気分はとても良くなるのです。
「ここはご馳走させて」
「ここはご馳走させて」という男性の言い回しにはちゃんとした理由があります。
「ここは」というのは、他のところでは女性側がもてなす機会や「してあげたい気持ち」を尊重するということです。
割り勘派の女性でも、ここは、という言葉で気持ちが軽くなります。
「ご馳走」という言葉は、おごる、に比べて品がいいのは言うまでもありません。
クラブでも、大人であればこういった言い回しが使える方が断然好印象です。
チェーンの居酒屋ならおごる、でも合っていますが、雰囲気のいいバーでおごる、という言葉は不似合いです。
ご馳走する、という言い回しだけで、あえて言わなくてもその料理やお酒が「いいもの」であるように感じられます。
「させて(ください)」も気遣いのある言い回しです。
決して女性がねだったから、女性の欲に合わせて仕方なく、ではなく、男性側がそうさせて欲しいとお願いしているのです。
少し距離のある関係でも、ご馳走させてください、させてもらっていいですか、という一言が言えると、大抵の女性は大切に扱われていると感じます。
おごる、代金を持つ、という行為自体が言ってみれば「上から」なので、ちょっと「下から」の言葉でちょうどバランスが取れると思ってみてください。
まとめ
もし身近に気になる女性がいたら、「ぜひ一緒にどうかな、ご馳走させて」って使ってみてください。
あなたの印象は前よりまた少し、グレードアップするはずです。
交際クラブ・デートクラブにこれから登録される方々も是非参考にしてみてください。