交際クラブに登録した最初の頃、いろいろと失敗してきました。
男性との関係もそうですし、なんと言っても人としてどうにかなっていた、そんな感じです。
もし、あのまま感覚を狂わせていたとしたら今、どうなっていたか不安でたまりません。
もしかしたら、最初は皆さんこうなってしまうのかもしれません。
これから交際クラブに登録しようと考えている女性がいたら、私の体験談を読んだ上で注意して欲しいと思います。
失敗は取り返せますので、安心してください。
最初は夢のためだった
私が交際クラブに登録した理由は、シンプルに夢に向かって努力したかったからです。
当時、仕事はしていたのですがやりたい仕事ではなく、短大を卒業してから流れで就職した会社でした。
働く上で本当はやりたいことがあるのに、何をくすぶっているのかと思い、勉強をスタートさせたんです。
しかし、給与も手取りでかなり少なかったですし、夢にはそれなりにお金がかかることもあって諦めていました。そんな時、存在を知ったのが交際クラブでした。
交際クラブには私たちをサポートしてくれる富裕層男性が多く登録しており、それなら私の夢も叶えてくれるのではないかと期待しました。
数ヶ月続けていればお金が貯まり、仕事もやめて勉強に集中できると思っていたのです。
今思うと、私にこんな崇高な気持ちがあったことを自分でも驚くのですが、最初は純粋に夢を叶えたい気持ちでアプローチする女性も多いと思うんです。
でも、なかなか難しいものです。
驚きの報酬に思いが揺らぐ
交際クラブに登楼するためには面接があり、さらに男性に気に入ってもらうためにも、色々マナーを勉強する必要がありました。
失礼のないように、取引先だ、そんな気持ちで、登録し初めは男性とのデートに向けて努力していました。
そんな中、とある男性からオファーが入りデートをすることになります。
本当に最初は緊張していましたし、目の前の富裕層男性の話を笑顔で聞くことしかできなかったかもしれません。
“何もできなかった、自分には向いてないのかな”と思っていた矢先、デート後のお手当を見て驚いたんです。
ちょっと話しただけ、それだけなのに、こんなにもまとまった額を受け取ったのですから。
世の中には様々なお仕事があるとは思いますが、これだけのことでお金をもらえる仕事はないと思います。
そう考えると、真面目に仕事をしているのがバカらしいのではないか、夢を叶えてもお金がなかったら本当に楽しいと思えるのか、と気持ちが揺らいでしまったんです。
そこからが、私の転落人生のスタートでした。
散財癖がつき出会いもお金目当て
当初の目的は男性から受けたサポートは貯金にまわし、夢のために勉強をする日々でした。
しかし、いきなり手に入れたお金です。
今まで我慢していたコスメを購入したり、服を買ったり、美味しいものを食べたりと、だんだん欲望が抑えられなくなってしまったのです。
気がつくと、男性とのデートで得たお手当を全て自分の遊びに使ってしまうようになり、すっかり散財癖がついてしまいました。
今まで値段を考えてじっくりと購入していたものを、何も思わずにポンと購入、クレカもどんどん使っています。
なぜなら、男性と出会えばすぐにお金がもらえるから。もはや男性との出会いはお金目当てになってきてしまったんです。
しかし、ここで重大な失敗をしてしまいます。
私は男性への態度も適当になり、さらに、私とデートできるのだからサポート代を引き上げろなどと横暴な態度を取るようになってしまったんです。
次第に会う男性からの評判が悪くなっていたようですが、それでもまだ気がつかず散財を続けていました。
男性にフラれお金がなくなり気がつく
そんな中、私を気に入ってくれた男性との継続交際がスタートしていました。
男性は文句も言わずに私をサポートしてくれており、私もそれに甘えてバンバン無駄遣いをしていました。
だんだんデートでも適当な態度ばかりになり、それでもお金はせびるため、私の将来を心配する男性から注意されてしまいます。
しかしそれに憤慨した私は大激怒し、激しく言い争った末、とうとう男性にフラれてしまいました。
私はそれでも、他の男性がいるから別に大丈夫とクラブでのデートの機会を待ちますが、他の男性たちからも誘われなくなっていました。
新規のオファーも少なくなっているようで、だんだんと資金繰りが悪くなります。
散々使い倒したクレカの支払いも滞納し、そこでやっと気がつきました。自分は一体何をやっていたのか、と。
仕事にも身が入らず同期の中では評価が悪く、出世も一番遅れていました。
そうまでして男性をお金目的として利用し散財、貯蓄も何もかもなくなって、私のそれまでの全ては、失敗に終わっていました。
まとめ
交際クラブでの失敗は、人それぞれだと思います。
今では、気持ちを入れ直して男性と真剣に対峙していますが、私の失敗は典型的なお金の失敗。
男性をお金目当てとしか感じることができず、金銭感覚が狂ってしまったものでした。
痛い思いをしつつも抜け出せたので良かったと思えますが、あのまま男性にフラれなければ、今頃どうなっていたのかわかりません。
幸い、仕事は辞めずに続けていますし、少しずつ夢に向かって努力しようと考えられるようになりました。
長い人生、ほんの一瞬だけ潤うことがあるかもしれませんが、そこでハメを外してしまっては、その先すべてダメになると学びました。
投稿日: 2025.07.22


















