私は、交際クラブで出会った男性と結婚しました。
近頃の未婚率はどんどん高まっているそうですが、私のような20代後半の女性はまさに今が遊び盛り。
そんな自分が結婚して、妻として男性を支える立場になるとは思いもしませんでした。
夫とはずいぶん年齢が離れていますが、それでもフィーリングが合い、運命の人と感じることができたんですよね。
交際クラブでは、まさかの結婚相手も見つかってしまう、そんな体験談をお伝えしますね。
婚活前に遊びと軽い気持ちで登録
私が交際クラブに登録したのは、1年以上の前のことです。
当時は20代前半、私はOLとしてそれなりに充実した毎日を過ごしていました。
でも、せっかく20代のOLという価値あるブランドを使ってみたくなり、何か思い出を残せるものがないか探していたところ、交際クラブを見つけました。
当初はどういったサービスかはよくわからず、お金持ちの男性からサポートを受けつつ美味しいご飯が食べられるのかな程度に考えていました。
動機が遊び半分な上、さらに20代OLなら絶対モテる、そんな軽い気持ちで面接を受けたことを今でも覚えています。
私もそろそろ婚活の年齢ですが、その前に遊んでおきたかったし、30代までは全然余裕だと思い、登録したら毎日を優雅に過ごそうと心に決めていました。
割り切った関係も多かったが
交際クラブに登録すると、たしかに男性から多くオファーをいただくことになります。
しかし、恋愛を楽しむというより、私が出会った男性は遊び相手が欲しかったようでした。
食事相手を探していたグルメの男性や、車が好きでドライブデートをしたかった男性、ただ私に話を聞いて欲しい男性もいました。
クラブの性質上、私は別に気にしませんでしたし、正直なところを言えば、割り切った関係でサポートも受けられるなら最高です。
そうして数多くの男性とデートを繰り返している中、とある男性からオファーが入りました。
その方は40代の男性で、この若さでありながら役員をしていると言います。
一体どんな方なのか、40代であれば年齢差も比較的少ないので同年代レベルで話せるかも、と男性に興味が出てきたのでオファーを受けました。
男性は、シティホテルのラウンジでのデートを約束してくれました。
そして初対面、つまり顔合わせのデートで驚くことが起こったんです。
話し足りないなんて初めて
待ち合わせ場所にいた男性は、40代よりも若い雰囲気を持つ清潔感のある方でした。
いつもは男性に対して特別なことは何も思いませんが、今回は本当に不思議なことに、何か強い縁のようなものを感じたんです。
相手も私を見て少し驚いた顔をしましたが、その後はいつも通りに顔合わせデートがスタートしました。
そしてラウンジで並んで席に座ると、昔から知っているような、あまりにもナチュラルな空気感が漂ってきます。
男性からも「初めまして、というか何度か出会っているような気がするね」と言われました。
話を聞けば、彼は独身生活を謳歌していて、暇潰しと婚活も兼ねて交際クラブを使っているとのことでした。
私と似たような理由だなと思いながら話を続けましたが、本当に居心地が良かったのでしょうね。指定の時間を過ぎても、私たちはずっと話し続けていました。
出会った男性と話し足りないなんて初めての経験でした。もちろん、彼からの継続オファーも当たり前のように受け、私たちの交際がスタートしました。
気がついたら籍を入れていた
彼とのデートは毎回楽しみで、相手に気遣う作戦とかそういったことでもなく毎日のようにメッセージのやり取りをしていたんです。
デートを繰り返すたびに彼の優しくて慈愛に満ちた目、私を包み込んでくれる大人の男としての器量に惹かれます。
交際クラブを介して出会った割り切った関係なのに、そういう気持ちは既にありません。
気がつくと自分のプライベートのことを話しているし、彼も惜しみなく話してくれました。
そしてある日、自分の強い気持ちに気づいたんです。お金なんていらないから彼に会いたいこと、本気で彼を愛していることが。
勇気を出して気持ちを伝えると、彼は優しく微笑み、結婚前提での付き合いとして仕切り直してくれました。
そうして私たちは普通の男女となり、やがて私の左手の薬指には高級ブランドの美しい指輪が輝くことになりました。
そう、彼にプロポーズされて籍を入れることになったんです。こんなドラマみたいな話、まさかあるとは思ってもいませんでした。
まとめ
交際クラブは、サポートを受けながら男性とデートができる出会いサービスです。
多くの女性はサポートを求めて男性と出会いたいと思っていますし、もちろん私もそう思っていましたので、まさか婚活の場になるとは考えてもいませんで
しかし現実には、交際クラブで出会ってそのまま結婚してしまうこともあるんです。
交際クラブでは出会いの場を広げてくれるので、婚活目的で利用するのもアリかもしれませんね。
顔合わせでビビッとくるのか、フィーリングが合うのか、そんなことを確かめるだけでも利用価値があると思いますよ。
投稿日: 2024.12.04