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『デート?恋とはどんなものかしら?』ドラマに恋愛至上主義を見る

2018.04.24

恋愛至上主義と聞いて、みなさんそれぞれどのような思い方をしているのでしょうか。
交際クラブ・デートクラブに登録している方々にも是非ご覧いただきたいです。

デート?恋とはどんなものかしら?

デート?恋とはどんなものかしら?というドラマですが、2015年1月19日から3月23日まで毎週月曜日21:00 ~21:54に、フジテレビ系「月9」枠で放送されていました。もう新しいという感じのドラマではないかもしれませんが、まだまだ記憶に残っている人たちも多いのではないでしょうか。

日本のテレビドラマ。古沢良太脚本によるオリジナル作品です。「月9」の中で、久しぶりに王道の、恋愛に力を入れたものと言われていました。
恋愛力ゼロ・恋愛感情ゼロの「どこか欠点のある男女」が織りなす恋愛ドラマであり、敢えて言えば、アンチ恋愛至上主義といえるドラマかもしれません。

ひょっとしたら、恋愛至上主義というのは、もうこの現代社会においてそぐわないものとして理解されているのかもしれません。

主演は杏さんで、共演は長谷川博己さんです。
スペシャルドラマ『デート?恋とはどんなものかしら?2015夏 秘湯』が放映されて、中国でも、リメイク版が制作され放送される予定があると言われていますので、そこそこ評価はされたのかもしれません。

あらすじ

内閣府の研究所で仕事をしている藪下依子(杏)は、父親から見合いを勧められることになります。
彼女は、恋愛の経験がないから、結婚は相手との「契約」というとらえ方をします。 悉く結婚には上手く行かないで、最終的には、結婚相談所に登録することになります。

一方、谷口巧(長谷川博己)は、文学や映画を愛し「高等遊民」と称し、それぞれが恋愛という視点とは全く別で、結婚という選択をして、結婚相談所に登録することになります。
長谷川博己演じる巧はニートなので、ニートでは、結婚相談所にも登録出来ないだろうということで、出版社勤務と詐称してしまうことになります。

何故このような経歴の人が独身なのだろうと、杏さん演じる依子は不思議に思います。
ここに、依子の父親の知人である鷲尾(中島裕翔)が登場して来て、身体目当てだろうという疑いをかけられてしまうことになります。

恋愛とはなんぞや

恋愛とは一体なんなのでしょうか。
このシーンにおいて、みなさんもいろいろなことを考てしまうのではないでしょうか。

巧は言います。僕を買いかぶるな。
身体目当てで結婚相談所になんて登録するわけないだろ。普通に付き合ったこともないのに……!!

彼は、現実の女性にあんまり興味がないこともここであかします。
デートは苦痛で苦痛で仕方がないと言います。

彼は、藪下依子のことを、痛い女という言い方をしてしまっていたのですが、本当に痛いのは自分だと反省の言葉を述べます。
鷲尾は、そんな巧を責め、結局は好きでもないのに好きなふりしていたことには問題はあると言います。

デートというものは、好きなもの同士がするものだという鉄則に基づいてそのような言い方をしているのでしょう。
鷲尾は、そういうデートをしなければ相手には失礼と言います。

もちろん、鷲尾の主張は、一般的定義であり、多くの人たちもそうというでしょう。
しかし、依子はそう思っていないのです。それは、痛いという意味では、二人とも共通しているので、だからデートする意味は、そこには存在しているのではということです。

依子もあなたのことが好きではなかった

依子も、巧に対してこう言います。私も、あなたのことは好きという訳ではありません。
彼女は、恋愛というものがあまり良く判っていないので、数ある男性の資料の中から彼の資料を見たとき、心がときめいたのが、恋心と思ったのです。

しかし、実際に直接彼と会っても心は別にときめいていなかったと言います。
一目ぼれとはそういうものかと思っていたのですが、それは、一目ぼれではかったのです。

彼女のいうデータとは、1979年7月23日生まれ 181㎝67㎏と言ったものであり、どれも、全部素数でなりたっていることに惹かれたと言います。
そこには、私達の現実を超えた宇宙の真理が潜んでいるかのように見えたと言います。

恋愛なんかしたって何の成長もしません

巧は言います。 恋愛なんかしたって何の成長もしません。
恋愛にうつつを抜かしているヤツラほど、精神的次元は低いと考えるべきです。

いかがでしょうか。恋愛至上主義者たちって何ものなのでしょうか。
恋愛至上主義という人たちは、やれ合コンでどうした、元カレがどうしたとそんなことを語りあって、他に何もすることがない人たちのことを言うのかもしれません。

いえ、恋愛至上主義者という存在はもっとレベルの高い人たちのことを言うのかもしれません。
ひょっとしたら、このドラマの主人公のような、アンチ恋愛至上主義者のカップルが、本当の意味での恋愛至上主義者なのかもしれません。

恋愛にはまだまだ考えていかなければならない問題があります。
人たちに従えば、そこに恋愛のカタチは見えると言うのでしょうか。

交際クラブ・デートクラブの出会いで皆様はどの様に感じる事でしょうか。

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