2018.04.10
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実は自分のことを棚に上げているだけ?嫉妬をしやすい人の特徴
あなたは嫉妬するタイプですか?それとも恋人から嫉妬されるタイプですか?
嫉妬はとってもやっかいな感情です。
すぐに芽生えてくるくせに、その強さといったら他の感情とは比べ物にならないほど強くなることもしばしば…自分が相手に嫉妬してしまって他のことが手につかなかったり、逆に相手から強く嫉妬されて凄く面倒だったという苦い経験を持っている人も多いでしょう。
でも実は嫉妬のメカニズムというのはシンプルで、それさえわかってしまえば相手に嫉妬をしてもされても余裕をもって嫉妬と向き合えるようになるかもしれません。
今回の記事では多くの人が悩んでいる「嫉妬」について、投影という言葉をキーワードに解説してみたいと思います。
実は自分の感情を相手に投影しているだけ?
自分が思っていることを自分以外の人や周囲の環境のものだとみなす行動を投影といいます。
分かりやすく例を挙げると「今日は寂しい空だな」というような表現が投影にあたります。
実際に空が寂しがっているわけではなく、その時「寂しい」と思っている自分の感情が空に投影され、それを見たときに「寂しい空だ」と感じるようになっているのです。
そしてこれは対人でも適応されます。
では具体的に投影してしまっていることで相手に嫉妬しているケースをご紹介しましょう。
・相手の浮気を疑って嫉妬する場合
もちろん明確な証拠がある場合などは別ですが、むやみに相手の浮気を疑う人は、実は心のどこかで「浮気をしたい」という感情を秘めていることが多いのです。
それはやっかいなことに無意識下でも起こることがあります。
そしてその感情を相手に投影すると、「この人は浮気したいんだ」と思うことになり、ささいなことでもすぐに浮気を疑うことになります。
ひどい人だと、「どうせ浮気しているから」という根も葉もない言いがかりを盾に自分が浮気してしまったりします。
これこそまさに投影です。
「あなたが浮気したいなんて考えるから私だってしてやったんだ」というのは逆で、自分が浮気したいと思っているから相手もそうだと思ってしまっているのです。
・「私のこと好き?」と聞く人の場合
これも投影が起こっている可能性が高いパターンです。
自分の気持ちに自信が無い、もしかしたら他の人を好きになることだってあるのかも、と考えている時に限って相手が自分のことをどう思っているか気になってしまいます。
つまり自分の考えを相手に投影して、「この人の好きは信用できない」という結論を出してしまいます。
自分に自信がないという場合も
嫉妬の原因としてこれも多いのですが、単純に自分に自信が無いから相手に嫉妬してしまう場合もあります。
交際クラブ・デートクラブの男性にはあまりありませんが、自分に自信が無いから「誰か魅力的な人がいたら取られてしまう」という強迫観念に襲われ、極端に異性とのコンタクトをやめさせようとしたり、束縛してしまうのです。
これは単純に自己評価の低さが原因になっていますから中々すぐに解決するのは難しいです。
しかし、資格を取ったりスキルアップしたり、または内面的な成長を実感することによって自分に自信を付けられれば、少しずつでも改善されていくでしょう。
嫉妬も一種のエネルギー
嫉妬は本来あまりよくない感情ではありますが、時にはそれがプラスに働くこともあります。
嫉妬してしまう時というのは同時に「負けたくない」という気持ちも芽生えます。
周りの人よりも魅力的な自分になってやる!と、嫉妬が自分を奮い立たせる原動力になることもあります。
嫉妬は男女の関係のみならず友人や同僚に対しても起こる感情ですから、嫉妬を前に進むエネルギーに変えれば仕事などの場でも自分を高めるきっかけとなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では何故嫉妬という感情が生まれるのかについて説明しました。
自分に当てはまる…と思ったポイントはありませんでしたか?実は私も昔はよく嫉妬をしていましたし、今思えばそのたびに相手を責めていたことが多かったように思います。
でも色々な経験をして、投影という言葉も知った今ではとても後悔しています。
だって一番の原因は自分の中にあったのですから。
それに気づかずに相手を責め、それに振り回される。
そしてこんな考え方をしていると、次第に相手を自分の思い通りに動かしたいと思うようになります、無意識に。
浮気を疑うような行動をさせないように異性との接触を制限させたり、「どうせ好きじゃないんでしょ?」などといって相手を困らせたり、それはそれはひどいものでした。
嫉妬というのはとても強い感情で、一度はまってしまうと自分の中から嫉妬の感情を振り払うまでにかなりの時間が必要になることもあります。
どつぼにはまってしまう前に、嫉妬をしやすいという自覚がある人は何故自分がそのような思考回路に至るのかということをじっくり考えてみると良いのかもしれません。
交際クラブ・デートクラブの男性も気を抜くとこういったことに陥るかもしれません。