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過去のヒット曲に学ぶ 大人の恋愛

2018.03.26

過去のヒット曲に学ぶ 大人の恋愛

いまだからこそ、いろいろなヒット曲から、恋愛の戦略を学んでみませんか?まさに、現代社会は、恋愛のテキストの宝庫です。
デートのセッティング予定が入ったら、お相手の年代から青春時代に流行したヒット曲で恋愛観を事前にチェックできちゃいます。
交際クラブで出会える素敵なお相手と「うまく恋愛を続けていくコツ」が見つかるかもしれませんよ!?

大人の恋愛がしたい

いままで子供じみた恋愛をずっとして来たら、歌謡曲から大人の恋愛を学んでみましょう。
かなり古い歌謡曲だって、かなり格好のいい大人の恋愛を語っていたりします。現代社会の恋愛のルールにばかり依存し、従っているような態度だから、恋愛が子供っぽくなってしまうのかもしれません。
かつて恋愛はもっとアダルトだったのです。

昔子供だった頃、桃色吐息などを聞けば、あまりにも恋愛が大人っぽくてあまりしっくり来なかったかもしれないです。
いまの時代、桃色吐息を聞いても全然古いという感じがしないのは、実に不思議です。まさに、名曲と言われる歌は、現代社会のことまで一貫していて当てていたのかもしれません。

桃色吐息/高橋真梨子

カメリアのコマーシャルソングとして既に、当時、多くの人たちが好んで聞いていた歌です。まさに、大人の世界を感じさせ、アダルトの雰囲気が満々です。
曲の異国情緒も、アダルトな雰囲気を作りだしています。妖艶という言葉もこの歌謡曲にはとても似合っています。

つまり、現代社会の人たちは、妖艶という言葉も、異国情緒あふれるイメージも、何もかも喪失してしまって、これでは子供っぽいした恋愛と言われても仕方がないです。

異国情緒という言い方をすれば、誰でも簡単に海外へ行ける時代なので、異国情緒が作りにくい平たい時代ともいうことができます。
そして、異国情緒よりも、同じエリアで友だち同士わいわいやることを求めている時代ともいえ、例えば、「ヨコハマ」があまりもてはやされない時代となろうとしています。

最近の歌では、あまりヨコハマというフレーズが昔ほど出てこないというのもそのような背景がありそうです。
今の時代、ヨコハマへクルマを走らせるという恋愛では、ちょっと退屈と思われる可能性もありますが(失礼)

みなとみらい 横浜 夜景

理解されない対象もあるかもしれませんが、昔の歌謡曲の中には、現代社会にも繋がる一貫した大人らしさがあります。
子供のままモラトリアムの時代を生きるのもいいですが、いずれ、子供たちは大人へと成長していかなければなりません。
必然的に、子供たちは、大人の世界を潜在的に求めているのです。

いま、格好いい恋愛をしたいというのなら、まさに大人の恋愛をする時ではないでしょうか。まさに、桃色吐息という言葉自体が、大人のイメージです。

桃色吐息が似合う恋愛を是非ともしたいものです。
「桃色吐息」、そして歌詞の中には、愛する人の面影が出てきたりして、大人の恋愛は、子供の恋愛とは違い、かなりイメージがぼやけているという感じです。それは、水溜まりにうつる街のイルミネーションであり、バーのカクテルに透けるオレンジの照明です。
それと比較したら最近の子供たちの恋愛は、あまりにも男性と女性が直視しすぎ、仲良く遊びすぎているという感じがありませんか?仲いいことは悪いことではありませんが、そんな仲のいい関係は、同性としていればいいのでは……。

「憂う気持ち」現代社会の人たちに欠けているのは、このような恋愛の方法です。

セクシャルバイオレットNo.1/桑名正博

カネボウのキャンペーンCMソングとして大変ヒットした歌です。
ある頃、ガンガンに化粧品のコマーシャルソングがヒットしていたりして、女性たちが、いま以上、化粧品と向きあう時代でした。
化粧品と向きあう女性に対峙する存在が男性であり、女性は女性らしさを求めて、男性は男性らしさ、つまりセクシャルバイオレットな男性が求められたのです。

この歌のなかで生きている歌詞は、情熱の朱(あか)と哀愁の青です。
情熱の朱(あか)が存在しているから、哀愁の青が映える余地が残れているのではないでしょうか。
現代社会では、なんとなく恋愛する人たちが多く、情熱の朱(あか)と哀愁の青もゴッチャという感じで、何が何だかわからなくなってしまっているのです。
それが子供の恋愛と揶揄される理由です。子供たちの恋愛は、したたかに計算して、無難な範囲で繰り広げられているのではないでしょうか。

恋愛でケガするなんて愚かしいと考え、実際にケガをする人たちも、ケガをしているフリをしているだけかもしれません。
恋愛に美しい哀愁の青を取り込みたいと思うのなら、まず男性たちは、情熱の朱を意識しなさいと言いたいです。

みずいろの雨/八神純子

とにかく、雨が降ってきたとき、憂う姿が美しい女性に成長していただきたいです。
女性が、窓に伝う雨を追い、男性は少し距離が離れた場所で、ジンライムなど飲んでいます。
恋愛にとって、大事なのは、この間隔のことであり、そこに大人の恋愛の余韻が誕生します。
歌からは、余韻を埋めるかのように、雨が降り続ける情景がありありと浮かんで来ます。

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