2018.03.23
成熟した大人の関係
言葉よりも態度で示したい。
どのような綺麗な言葉を並べても、一度の胸を打つような行動にはかなわないでしょう。
そういった行動は目立つような大胆な行動である必要はありません。
普通のさりげない行動だからこそ胸を打つものがあるのです。
例をあげてみましょう。
恋愛関係にある二人の間では、出会いからすでに多くの時間が過ぎていることでしょう。
いつしか、二人の間には遠慮がなくなっているかもしれません。
それはそれで、二人の関係が成熟した大人の関係に向かってる一つの現れでもあるのです。
お互いが言葉を交わすようなことがなくて、阿吽の呼吸というか、言わなくてもわかるような関係になっているということです。
二人が強い絆で結ばれている証となっているのです。
それでも、男性も女性もたまには、相手のことを好きという意思表示を態度ではなく言葉で交わすようにしたいものです。
言葉よりも態度が大事とよく言われますが、当然のことながら言葉も大事です。
特に、女性は常に愛情を確かめたいのです。それは男性も同じなのですが、特に女性にはその傾向が強いようです。
二人の関係が成熟に向かって、言葉を交わすのが難しくなることもあるでしょう。
それでも、ときには熱い言葉で愛を確かめなくてはいけません。
時間の経過が邪魔をして言葉が出ないということもあります。
そのときは、今度は行動に移して相手に対して愛の意思表示を行うのです。
どれだけ好きかということを、態度で示すのは意外と難しいものです。
キスをするとか、思い切った行動をするのではなく、さりげない行動が相手の胸を打つこともあります。
女性であれば、足下がおぼつかないようなところを歩いていると、男性からさっと手をさしのべてもらうと、ときめきポイントが急上昇することでしょう。
一方で男性は、女性から身だしなみチェックをしてもらうだけで、好かれているな愛されているなと思うものです。
このように、普段のさりげない行動で、ときめきを覚えることはたくさんあります。
そして、意識して態度で示すことで相手に対して、愛情表現をアピールできるのです。
もちろん、下手な鉄砲も数打てば当たるというのではなく、さりげなくここ一番でアピールすることが大切です。
何度も行動に移すと、わざとらしくなってしまいます。
それが、自然と行動に出てしまうようになると二人の関係も成熟したものになるということです。
体が自然と反応する
いつも一緒にいると、その一方で二人の距離感が近すぎると感じることもあるでしょう。
二人の距離が近すぎることで、相手の良いところが見えなくなってしまうことがあるのです。
そのように、誰でも相手との距離感に差異を感じて倦怠感を感じることもあるようです。
そういった倦怠感があるからこそ、それを乗り越えることで二人の関係はより強固なものになるのです。
それでも、倦怠感を感じるというのはお互いにとって不安に感じてしまいます。
出会ったときは、多くの会話で盛り上がっていた二人なのですが、二人の間に会話がなくなってしまうと不安になるということです。
しかし、落ち着いた関係というのはそういったものです。
何もかも一から話してしまうと疲れてしまいますし、二人はそこまで細かに話さなくてもわかりあえているということです。
ですから、倦怠感を感じるということは二人の関係がより先のステップに向かう過程と考えていいでしょう。
落ち着いた、成熟した大人の関係というのはそういったものなのです。
相手のことを常に考える
普段は寡黙で何を考えているのかわからないという人もいるかもしれません。
それは、言葉に出さないだけなのですが、相手にとっては何を考えているのかわからないということになります。
お互いが寡黙なら、相手のことがわからなくて結果的に別れてしまうかもしれません。
男女というのは自分にないものに惹かれるので、自分が寡黙だったら、相手は賑やかな人を選ぶ傾向にあるということです。
そうなると、一方的な会話になってしまいそうですが、相手のペースに合わせる人もいますから、見ていてとてもバランスが取れているように見えるのです。
寡黙であるということは、気持ちを行動で移す人が多いです。
ですから、それはマイナスではなくプラスに考えていいでしょう。
自分にないものを求めるということは、自分自身も相手にないものを持っているというとこです。
そして、恋愛関係を先に進めて成熟した大人の関係を築くためにも、相手のことを思いやる気持ちを持つようにしましょう。
これは、案外簡単なことで、相手のことを好きという気持ちが強ければ強いほど自然とできるようになります。
というよりもそれが自然な行動ということです。
相手が困っているからこうしてあげようとか、こんなことをしたら喜んでくれるだろうなと思うと、それが自然に言葉に出て行動にも出るようになるのです。
相手にとっては、そこから出る言葉や行動は至極の喜びになるのは間違いありません。