2019.10.16
目次
コラーゲンは食べてもコラーゲンが増えることはない!
年齢とともに減少していくコラーゲン。男女ともに若さはいつまでも必要です。
そのため、コラーゲンを補うためにコラーゲンが含まれた食品を食べたりしますが…実際はそれが無意味な行動だったりするのです。
では、なぜコラーゲンは食べても増えることがないのか、詳しく説明していきます。
ぜひ知識として覚え、交際クラブ・デートクラブに登録している方は話題の一つとして女性に教えてあげると良いと思います。
そもそもコラーゲンってなに?
身近な存在として挙げられる美容成分「コラーゲン」。誰しも1回は聞いたことがあると思います。
そもそもこのコラーゲンはどんな役割を担っているのでしょうか。
「コラーゲン」はタンパク質の一種で、人間の体の組織を作るのにとても大切な成分です。
タンパク質は炭水化物(糖質)、脂質とともに大切な三大栄養素のひとつになります。
人間の体の組織を作るタンパク質の約30%がコラーゲンになっています。
「コラーゲン」をイメージした時、真っ先に思い浮かぶのが肌だと思います。
肌のコラーゲンが占める割合は70%になり、真皮にあるコラーゲンがアミノ酸とつながりハリや弾力を生んでいるのです。
肌のイメージそのものですが、肌以外にも骨、目、歯茎、腱、関節、血管に多く使われ柔軟性や弾力性を維持しているのです。
意外なところにまでコラーゲンは使われているのです。驚きです!
お肌だけではなく、体の隅々にまで必要な成分ということになります。
コラーゲンが減ってしまうと見た目だけに影響が出るの?
コラーゲンが減少すると見た目に一番ダメージを与えます。
お肌のハリがなくなり、しわやたるみができやすい状態になります。
たるむとほうれい線がはっきりしてくるため一気に老け顔になってしまいます。いわゆるブルドッグ顔です。
たまに垂れた顔をお金が貯まった相と言われますが、それはお金が貯まったのではなくただ肌がたるんだだけです。
ですが、コラーゲンは年齢とともに体内でも生成が落ちるため、体中にあるコラーゲンは低下していきます。
加齢以外にも紫外線が原因で減少したりします。
紫外線は真皮層まで入り込み、瞬時に破壊してしまいます。それほど紫外線は怖いものです。
年々紫外線は強くなってきています。
男性だからといって紫外線対策しなくても大丈夫な時代ではありません。
肌のコラーゲンを守るためだけでなく、老化を防ぐためにも紫外線対策は行うべきです。
もちろん肌以外にもトラブルは発生します。
高齢になると膝が痛んだりします。
それは加齢によりコラーゲン不足になったからです。
クッションとしての役割があるコラーゲンが減少することにより、支えがなくなり骨同士が当たることにより膝などの関節が痛くなるのです。
お肌のハリが失われる=体のあらゆる部分のコラーゲンも減少するということになります。
コラーゲンはお肌だけのものではなく、体全体の役割を担っている大切な成分なのです。
クラブに登録している方も、コラーゲンの正しい知識に関して、是非デートの話題にしてみては如何でしょうか。
コラーゲンを摂る意味がないのはなぜ?
先に述べましたが、コラーゲンは口から摂取しても意味がない理由は、コラーゲンはそのままコラーゲンになることがないからです。
口から摂取すると消化酵素により、コラーゲンは分解されアミノ酸などの成分になるためどのコラーゲンが肌や関節などに届くかは分かりません。
多くコラーゲンを摂れば肌が潤うとよく聞きますが、それは気休め程度の話。
たとえ多くコラーゲンを摂ったとしても、体内のコラーゲン量には一切関係ありません。
ちなみにコラーゲンを含む食材は栄養価の低いものばかりなので、違う意味で気を付けなければなりません。
コラーゲンは体内で生成できるので、いつまでも体内でコラーゲンが生成できるような状態にさせることが重要になります。
コラーゲンはどう摂ればいいの?正しい摂り方
コラーゲンを生成しやすい体にするにはやはり栄養バランスの取れた食事をし、体が栄養を吸収しやすい状態にすることが基本になります。
いくらコラーゲンばかり摂取していても、体が正常に動かなければ何の意味もありません。
コラーゲンは食材で摂ることもできますが、1日5g摂取しようと思うと鶏の手羽先で335g摂ることになります。
いくらお金に余裕があったとしても、毎日継続して行わなければならないため、想像をはるかに超えるものになります。
そこでおすすめなのが、サプリメントとコラーゲンの作りだすのに不可欠な成分ビタミンCを一緒に摂取することです。
ビタミンCは細胞を活性化させてくれる役割もあるため、コラーゲン生成にもってこいの成分になります。
コラーゲンのサプリメントは魚由来と牛や鶏などのほ乳類由来がありますが、どちらも変わりませんので安心して飲んでください。
まとめ
この記事を見て、コラーゲンに対するイメージが変わったかと思います。
コラーゲンの一人歩きのような話もありますが、それは間違った情報になります。
交際クラブ・デートクラブに登録している方も、女性とご飯に行った際、コラーゲンを気にしてなら、この話をしてあげてください。感謝されること間違いなしです。
コラーゲンは女性だけの問題ではありません。みんなの問題です。
正しく摂取して、いつまでも若々しくいられるよう頑張ってください。