交際クラブ・デートクラブを利用者の多くは消費税に敏感だろう
なぜならば、使う金額がそれなりに大きいからだ。
高級を謳うクラブともなれば、お安いコースでもなかなかの出費になるだろう。
まず、最低限度の遊び方であっても、
・紹介料 5万円
・交通費 5万円
・デート代 5万円
と15万円の金額がかかるものとと考えられる。
ここで、その金額に8%をかけてみよう。
\162,000となり、\12,000も高くなったことが分かる。
次に、上級クラスの遊び方の場合、
紹介料・デート代・交通費など簡単に考えても、
30万にはなるのではないだろうか。
当然、もっと出費がかかる場合がある。
すると、やはりこちらでも\25,000も高くなってしまう。
つまり、女性への交通費やデート代というものが、
今後は丸々飛んでしまう額なのだ。
しかし、一番重要であろうことは、入会金ではないだろうか。
仮に50万の入会金がかかるとしよう。
今回8%にあがるということは、金額的には4万円だ。
これを今まではサービスしているクラブも多い。
しかし、今回ばかりは請求するクラブも多そうだ。
さすがに、セッティング料と同等程度のマイナスとなると、
クラブも運営上の懸念事項にもなっていくだろう。
また、今後10%にあがる際には、
さすがにどこのクラブも消費税を請求することが予想されるので
もう拍車はとまらないだろう。
50万円の入会金やセッティングならば、5万円だ。
これを無視していては、売り上げの10%が落ちることになる。
一般の商売で考えれば、利益が出ないかもしれない。
8%は取るが、10%では取らないクラブ
10%では取るが、8%ではとらないクラブ
この業界独特の、それぞれの方向性が見えてくるかもしれない。
著者 青山プラチナ倶楽部スタッフ 木元夏美