交際クラブを利用している方の多くは、安全に楽しいクラブ活動を継続しています。
しかし、一部の方は交際クラブに入会したがために、「詐欺」にあってしまっていることもあるようです。
そもそも、交際クラブに詐欺など存在するのでしょうか。ここでは、交際クラブで起こりうる詐欺について解説していきます。
ぜひ、交際クラブに登録する前に必ずチェックしておきましょう。
交際クラブの詐欺とは?
交際クラブで起こりうる詐欺は大きくわけて、「交際クラブ側が詐欺をはたらく」といったものと、「出会った男性(女性)が仕掛けた詐欺に合う」といったものです。
実際、前者は男性被害者が多く、後者は男女共に多いといわれています。
もちろん、女性も前者で詐欺に合うことは少なくなく、登録前に安全な交際クラブか否かを確認しておく必要が求められるでしょう。
交際クラブ自体の詐欺とは?
ここからは、交際クラブに登録した際、交際クラブ側が仕掛ける詐欺について解説していきましょう。
まず、男性が合う詐欺の多くが「入会金・保証金詐欺」といったものです。
交際クラブが、「グラドルやCA、美人秘書、タレントと必ず出会える」といった誇大広告を打ち、それに惹かれる男性たちを騙す詐欺のひとつといわれています。
釣りの美女画像などをちらつかせたり、嘘の情報をバラまくなどして男性を誘惑した挙げ句、高額な入会金と保証金を請求するのです。
もちろん、そのクラブには女性はほぼ登録しておらず、男性は出会うことができません。
交際クラブ側とすれば、「ほかのVIPな男性がキープしている。
もっとアナタがランクを上げれば出会わせることができる」などと伝え、より高い金額を請求するのです。
当然、一生女性と出会うことはできないため、確実に詐欺といえるでしょう。
また、交際クラブとグルになる女性もおり、写真と全く別人があらわれた挙げ句身体の関係を要求し、拒否すると慰謝料を求められるといったものです。
女性が合う交際クラブの詐欺
一方、女性が交際クラブに騙される詐欺はあるのでしょうか。
男性ほど多くはありませんが、入会料が必要だったり、保証金、出会った男性からもらう報酬のピンハネなどがそれに当たるかもしれません。
基本的に女性は交際クラブを無料で活用できるため、交際クラブ側が女性に金銭を要求することはないでしょう。
そのほか、登録したら風俗やAVなどに斡旋されるといったシチュエーションもあるようです。
詐欺というよりは、「危険」な交際クラブですので、これも見極めが重要になります。
交際クラブで出会う人から詐欺に合う
男性・女性関係なく、交際クラブに登録するためには面談を切り抜ける必要があります。
また、身分証明書の提出も必要であるため、本来危険な人物は登録することができないはずです。
しかし、中には詐欺を働くために登録する人物もおり、それは交際クラブ側も見抜くのは困難といわれています。
実際に会うまでは紳士的な態度だったものの、マルチに勧誘されるとか身体の関係を迫った後に逃げられる、また金品を盗まれるといった詐欺被害も少なくないのです。
男性であれば女性が誘惑した挙げ句、ホテルで金品を盗まれるとか、第三者が出てきて因縁をつけられるなどが考えられます。
女性の場合、独身を謳う男性が近づき、結婚を前提に付き合うところから始まる結婚詐欺があるでしょう。
身分証や経歴を詐称し、新しいビジネスでウン億円が入るが、それまでの資金100万円を少し融資してもらえないかなど、結婚詐欺の定番手口に騙される女性も多い傾向です。
パパ活など、「高額報酬」に目がくらんで登録する女性の足下を見た、卑劣な詐欺事件が交際クラブでも起こりえるわけです。
交際クラブの詐欺は防止できるか?
交際クラブで詐欺に合わないためには、信頼できる交際クラブを選ぶ必要があります。
例えば、東京都の場合は東京都公安委員会に営業許可の届け出が必要になるため、営業許可がしっかりと取れているか確認しましょう。
次に、面談自体も厳しく設定されているか、身分証などが必須か確認しておくのも重要です。
入会しやすいクラブは詐欺以前に、サービスの質が低い可能性があります。
そのほか、料金システムや出会いまでのサポート体制がしっかりと構築されているか、情報漏洩防止に力を入れているかなども大切です。
そして、何といっても口コミなどもできるだけ探してみましょう。被害者が何か訴えているようなクラブは避けるべきです。
もちろん、大切なことは安易な出会いを求めず、しっかりと人を見極める力を養うことでしょう。
異性と出会う時は、人が大勢いる安全な場所、しっかりと話が通じることなど、出会う前からいろいろとチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
交際クラブは玉石混淆状態であり、優良な場所と悪質な場所が入り乱れています。
まず、安全な交際クラブなのか見極め、安心して活用できるのかを確認しましょう。
詐欺事件にあったらすぐに弁護士や消費者センター、警察に相談するといったように、準備を徹底しておくこともおすすめします。
投稿日 2023.05.19