時代が変われば常識も変わるというように、交際クラブも昔と今では大きく変わったような気がしています。
いや、それだけ私も年齢を重ねたということですし、男性が求める女性像ともかけ離れてしまっていたのかもしれません。
私は、数年前に交際クラブに登録していたのですが、プライベートな理由で一旦離れたんです。
それから数年後、あらためて登録し直したのですが、なかなか男性からオファーがなく、あっても継続につながることがありませんでした。
自分自身をアップデートしなければならない、そのことに気付かされた体験談をお伝えします。
遊びをメインに生活していた頃
私は今、20代の後半です。
大学生の頃はとにかく遊び呆けていましたし、就職もせずにアルバイト生活を楽しんでいました。
そういった女性は私だけでないと思うのですが、当時まだ若かった私は交際クラブを知ったんです。
リッチな男性が女性をサポートしてくれるというマッチングサービスで、当時は今ほどメジャーではなかったかもしれません。
まだ世間のことなんて知らない年代だった私ですので、年上の男性とデートをするだけでお金がもらえるラッキーなバイトといった程度の感覚でしたね。
当時は、さまざまな男性と出会うことになるのですが、やはり若いというのは強いアピールポイントでしたし、想像以上に手厚いサポートをしてくれた方もいました。
私も調子に乗ってわがまま三昧でしたが、可愛いと言ってくれる男性との出会いもあり、真面目に働きもせずに遊びをメインに生活していたといった時期でしたね。
一旦辞めた後に復帰
遊びまくっていた時期、たまたまホストクラブで出会った男性と付き合うことになり、交際クラブをやめることになりました。
当時の彼氏にバレたわけではないのですが、嫉妬深く束縛も厳しい男性だったので、バレたら大変なことになると思って自主的にやめた流れです。
それから、男性と同棲するようになったのですが、最終的に家賃も私が支払うようになり、相手は女を作って出て行ってしまいました。
大した能力も才能もなく、遊びまくっていた私ですので、就職も難しくアルバイト生活を続けています。そんな時、交際クラブのことを思い出したんです。
ネットで調べると交際クラブはさらに広がりを見せていますし、むしろ業界が盛り上がっているようにも感じました。
あの頃は甘い汁を吸えたし、とにかく若い女性であれば男性はサポートしてくれるはずだ、そんな思いからあらためて登録し直したのです。
なかなかオファーのない日々
久しぶりに交際クラブに復帰する私は、新しいクラブの面接に行きました。
昔、交際クラブで楽しんだことをスタッフの方にも伝えましたし、当時はモテモテだったからこれから忙しくなりそう、お手当もたっぷりともらえるのかなど、面接時にいろいろと話しました。
プロフィール写真もプロに撮影してもらえるそうですが、そんな面倒なことはしたくありません。
“20代女性”であれば、男性たちは私を取り合うはずだと思っていたのです。
クラブに登録してから数週間、なかなか連絡がやってきません。さらに1ヶ月、2ヶ月近くたっても音沙汰がありません。
何がいけなかったのか私はよくわかりませんでしたが、とりあえずプロフィールの写真が自撮りだったので老けて見えたのかもしれません。
しかし、まだまだ私は若い方だと思いますし、男性たちにとってはお嬢さんのはずです。
その時もまだ、クラブ側の努力が足りない、男性の見る目がない程度に思っていました。
時間が止まっていた私
そんな中、とある男性からオファーが来たんです。
久々のデートですが、以前の感覚で適当なファッションでデートへと向かいます。
男性は紳士的な態度で接してくれましたが、私を見て少し残念そうな表情をしていたようにも見えました。
男性が私のためにいろいろと話題を振ってくれるのですが、私は昔のように適当に時間が過ぎるのを待つに徹します。
そして、男性から封筒を渡されて中身を見て驚愕です。想像よりもはるかに少ないのですから。
私は男性に何かの間違えかと伝えるのですが、男性は面食らって何を言っているのか理解できないと言った態度です。
なぜ、交際クラブに登録しようと思ったのか、ちょっと向いていないとも言われました。
そう、私は全て数年前の感覚でクラブ活動をしていたのです。
今の時代、若くてきれいで、性格の良い女性が無数に登録しています。
年齢もそうですが、男性への対応、プロフィール写真、トーク力など、女性側も今の時代に合わせて努力をしていることを後で知りました。あの頃の感覚で止まっている私に勝ち目などありません。
本当に、残念な人間だとあらためて後悔しています。
まとめ
交際クラブは古くからあるマッチングサービスですが、時代と共に女性に求められることが変化しています。
若い女性であればいい、そんな時代はとっくに終わっているのです。
やみくもに大金をもらえるという感覚も大きく違っていますし、本当にそれが目的であれば、男性に気に入ってもらえるような女性に成長すべきですよね。
何事も自分をアップデートできず、人に甘えてきたツケがやってきたことを、今回理解しました。
ただ、これからでも遅くないでしょう。
努力し、クラブでもプライベートでも成長していければと考えています。
投稿日: 2024.10.02