交際クラブでやってはいけないことが、いくつかあります。
もちろん、同意のない大人の関係を迫るなど論外ですが、女性のプライベートを詮索することも注意しなければならない行為です。
私はそれが理解できず、せっかく信頼されかけた女性に嫌われてしまった経験があります。
特に、女性に優しく接して好意を持たれたい男性にとっては難しいポイントですが、この体験談から女性の攻め方について考え直してみてくださいね。
信頼が肝心と理解はしていた
私は、40代後半の経営者です。
20代の頃から起業しており、今ではそれなりの規模と年商を築き上げる成功者の一人となりました。
それなりに女性関係も充実していたのですが、やはり年齢と共に若い女性との接点がなくなり、人生に物足りなさを感じるようになっていたんです。
そんな時、発見したのが交際クラブです。
交際クラブは、私たちのような富裕層男性が多く集うマッチングサービスで、女性をサポートしながらデートができるシステムとなっています。
これは私にぴったりだと感じ、すぐに登録しました。
私はそれなりに女性にモテてきた経験から、まず信頼されることが大切であることは理解していました。
女性の話を真剣に聞き、そして悩みなどを解決していき頼りになる男性を演出すること。
そこから一気に口説き落とすといったいつもの作戦が功を奏すと思い、初回デートからそのテクニックを駆使したのです。
好みの女性と出会う
交際クラブに登録した私は、女性のプロフィールをくまなくチェックしました。
どの女性も大変魅力的で、正直全員とデートしたいほどです。
しかし、それは非現実的ですので、まず本当に自分がビビッと来たような女性を探すことにしました。そんな中、いたんですよね。
私が好みとしている大人っぽさと知的さを兼ね備えつつ、ちょっと色気を感じるような女性です。
若く、年齢もかなり離れているのですがビジュアルにはそれなりに自信がある私なので、きっと口説き落とせるといった気持ちでスタッフに連絡しました。
日取りもできる限り彼女に合わせるようにし、好き嫌いなどもリサーチした上で素敵なシティホテルのレストランをセッティングすることに成功したんです。
当日、そこにあらわれた彼女はまさに理想通りの女性であり、交際クラブに登録して本当に良かったと有頂天になっていたほどでした。
良かれと思いプライベートを詮索
女性も私がタイプだったのか、緊張しながらも好意的な言葉や言動を見せてくれました。
これはイケる、そう考えた私はとりあえず彼女の悩みを聞き、心を開かせることに徹することにしたんです。
最初は仕事の悩みだったり恋愛の悩み、将来の悩みだったりよくあるような内容でした。
それでは深みに辿り着けないと、私は彼女の潜在意識を探るためにできるかぎりプライベートなことを聞くことにしたんです。
また、プライベートな要素は共通点があれば話が盛り上がりやすいですし、これから先付き合っていくにも重要な情報でしょう。
しかし、私の執拗な質問に彼女も顔色が変わっていき、曖昧な答え方になってきたんです。
私はひるまずにどんどんプライベートな質問をしました。
とうとう女性は辟易したのか、“なんでそんなことを言わなければいけないんですか?”と、やや強めの口調で回答を拒絶。怒らせてしまいました。
嫌われてデートは大失敗
女性はまるでインタビューされているような気持ちになったのか、なぜそこまで喋る必要があるのか、何が狙いなのかと返してきました。
私は「君のことが知りたいだけだよ」と伝えるのですが、女性は初対面でプライベートについてあれこれ言わなければならないことが理解できないと怒り心頭です。
私もその時、やっと踏み込んではいけない部分まで聞いてしまったと思い、必死に謝るものの時すでに遅し。
女性は私に対して強い不信感を抱いてしまい、そこからのデートは気まずいまま、すぐにお開きとなりました。
せっかく理想の女性と素敵な交際ができると思ったらこの有り様です。
後で調べた所、交際クラブでは女性も男性もできるだけプライベートを明かさず、割り切った関係性でデートをする場所ということを知りました。
もちろん例外はあるものの、プライベートを明かすことでトラブルに発展することもありますので、女性としては男性を警戒して当たり前です。
特別な自分を演出したかった私の浅はかな企みは、見事に崩れてしまいました。
まとめ
交際クラブでは、女性のプライベートに踏み込みすぎないことです。
ここで「信頼」される男性とは、女性のあれこれを細かく確認するのではなく、口が堅く割り切った距離感でしっかりと付き合っていける方です。
私のように、プライベートに首を突っ込んで信頼を得ようとするような行為は、交際クラブでは完全にNG行為です。
優しい男性には特にありがちなミスと考えられますので、今後のデートの参考に是非してほしいと心から願います。
投稿日 2024.11.29