交際クラブの魅力は、なんと言っても自分が理想とする女性と出会える可能性があることです。
若い女性をサポートしながらデートできることも魅力の一つですが、私は自分が理想とする女性との出会いを求め、クラブに入会しました。
そして先日、とうとう自分にとって女神と言える理想の女性と出会えました。
ところが、交際を続けていく中でどんどん彼女の本性が見えてきてしまい、最終的にはお別れすることになりました。
あんなに理想的だったのに…わからないものです。
その体験談を聞いてください。
モデルのような美女と付き合いたい願望
田舎で生まれ育った私は必死で勉強し、東京の一流大学に入学した後、日本でも数本の指に入る大企業に就職しました。
妻とは職場で出会いそのまま数十年を過ごし、子供たちも大きくなったことをきっかけに私は独立。
都心の一等地にオフィスを構える企業の社長として、悠々自適な生活をしています。
まるで全てを手に入れたような気持ちでいたものの、私は妻以外の女性とはあまりお付き合いしたことがなく、どうせならモデル級の美女と一度は関係を持ちたいと考えていたんです。
そんな時に出会ったのが交際クラブで、ここでなら自分が理想とする美女と出会えるかもしれないと考えました。
私が交際クラブに入った理由は、理想とする女性と出会い、愛人として恋愛関係を築くことでした。
事実、交際クラブには普段なかなか出会えないような美女も多く、私は長年の夢をついに叶えられると意気込んで出会いを求めたんです。
驚くべき理想女性との出会い…それから
こんな女性がいたら紹介してほしいとコンシェルジュに理想を伝えていたのですが、ある日、その理想に近い女性を紹介されました。
プロフィールを一目見るなり、私の心臓の鼓動が早くなっていくのがわかりました。
小顔ですっきりとした顔立ち、憧れのさらさらロングヘア、身長は高く細身のモデル体系の美女だったのです。
“これぞ東京の美女”と思える理想的な女性で、私は二つ返事でこの女性へのデートオファーを依頼しました。
スケジュールもできる限りゆるいかたちにし、女性との出会いが叶うように譲歩します。
何度かやりとりがあったのですが、結果的に女性とはホテルのレストランでランチデートをすることになりました。
こんな女性と本当に出会えるのか、胸の高まりが押さえられない自分がいます。
今まで苦労を続けてきた甲斐があった、人生は捨てたものではないと本気でその時はガッツポーズをしたものです。
初めて出会った日、女性の美しさに私は言葉を失いました。
ようやく緊張がほぐれた頃、実際にモデルの経験もあると聞いて、まさに私の理想的な女性だと感激した記憶があります。
私の話もたくさん聞いてくれて、とにかくトーク力が高く、よく笑う素敵な女性でした。
私は、“絶対にこの女性をほかの男性に取られたくない”と強く思い、初日から追加のお手当を出し継続もお願いしたんです。
女性は嬉しそうに受け取ってくれ、継続もすんなりとOKしてくれました。
それからの私の毎日はバラ色のように美しく、生きる希望が湧水のように溢れ出ていることを感じたほどです。
しかし、1ヶ月半が経過する頃、やや気になることも増えてきました。
理想的な女性の正体を知って呆然
ある日デートに表れた女性が、何だか少しお酒臭いのです。
もともとお酒が好きと聞いていましたが、その後も日によっては二日酔い気味なことが増えてきたんです。
最初は気になりませんでしたが、だいぶテイタラクな生活をしているのではないかと、少し気になり始めました。
もちろん、それでも美女は美女です。
しばらく目を瞑っていたのですが、それから間もなくして、女性がデートにやってこない日がありました。
なかなか連絡が取れず、ようやく入った返信を見ると、完全に爆睡していたとのことです。これには私も面食らいました。
あまり叱りつけても可哀想なので、少しだけ注意してから、その日のデートを翌日に改めることで再び女性と約束しました。
翌日、女性の希望通り待ち合わせ場所である一般的なカフェについた私は、女性が来たら最近の変貌について話を聞こうと思っていました。
時間通り待ち合わせに来た女性は、なんとほとんどメイクをしておらず、スウェットにジーパン、スニーカーという装いでした。
予想外の見た目に私はびっくりしてしまい、しばらく無言で女性を眺めていましたが、その後、彼女にどうしたのか聞きます。
すると、自分はゲーマーであり、暇な日は一日中ずっとお酒を飲みながらゲームをしていると言うのです。
そして「もう気を張り合う仲でもないし、おしゃれな服も面倒だから勘弁してほしい」と言ってきます。
しかしそれでもお手当は欲しいとのこと。
私は、理想の女性のこの現実は知りたくありませんでした。
結局、お互いの意見を交えて話し合った結果、私は女性との交際を終了することにしました。
まとめ
自分の理想的な女性とはいえ、内面や生活全てが理想的とは限らないでしょう。
いや、そこまで求めること自体がおかしいのかもしれません。
女性も最初は男性に気に入られようと努力していたのでしょうし、付き合いが長引いたことで素の自分を見せてくれたのでしょう。
しかし、私は美しいあの姿のままを求めていたわけで、妻と同じような見たくない現実を含む付き合いは望んでいませんでした。
なかなか難しいですが、交際クラブでの出会いには、こういうこともあるのです。
良い経験、そして良い勉強になったと、今では思っています。
投稿日 2025.01.17

















