交際クラブで活動し続けるためには、金銭感覚が狂わないようにし続けることだと思っています。
私も最初は半信半疑でクラブ活動をスタートさせたのですが、実際にサポート代ということでたくさんお金をもらい出すと麻痺してしまい、気がつくと元の生活に戻れなくなっていたほどです。
しかし、周囲の友達たちとの会話の中で自分を取り戻し、お金とは違う喜びを見つけられるようになりました。
交際クラブのシステムが悪いのではなく、大切なのは利用する側がどこまで冷静になれるかだと思います。
私の体験談から、ぜひ何かを掴み取っていただければ幸いです。
こんなにもらえるなんて思っていなかった
私が交際クラブに登録したばかりの時、初めて出会う男性とのデートは大変緊張したものです。
どんな話をしたのかも思い出せないほどで、あっという間にデートは終わってしまいました。
なんだか男性に申し訳ないことをしたと反省したのですが、交通費ということでもらったお手当がそこそこの金額で驚いてしまいます。
当時はアルバイトをしながら就職活動をしていたのですが、まさかのこんな短時間に大きなお金を手に入れられることに驚き、そして味をしめてしまったんです。
その後も、できる限り男性からのオファーは断らずに、アルバイトもやめ、いただいたお金は貯金して夢に向かって邁進していました。
しかし、出会えばお金をもらえる立場に慢心してしまい、次第にお金の使い方も派手になっていきます。
複数男性と付き合うようになった
最初は継続された男性とのみ交際を続けていたのですが、とある日に複数男性と出会えばそれだけ稼げるといった発想になるようになります。
複数の男性と出会うことは問題ないと思いますが、それがお金目当てだとすると男性たちにはとても失礼な態度ですよね。
しかし、一人数万円といったかたちで会っていればアルバイトで苦しい思いをするよりも、楽しみながら大金を得られるようになるわけです。
そんなおいしい話はないですし、私もとにかくできる限り多くの男性と出会うようにしながら、お金を稼ぐようになりました。
すると、最初の頃と比較してよりお金使いが荒くなっていき、デートするレストランも一流の星付きでないと態度が悪くなるようなレベルになってしまっていたのです。
本当に、何も持っていない私なのに恥ずかしいの一言ですね。
男性への要求もエスカレートする
複数の男性と蜜月のような時間を楽しんでいた私ですが、交際をしていた男性の一人が多くサポート代を提供してくれる方でした。
デート内容はほかの男性よりもあっさりしたものだったのに、サポート代は1.5倍ほどだったので、正直その男性がベースになればより稼げると考えます。
ほかの男性たちもそれなりにサポート代をくれていたのですが、ほかの男性からはもっともらっていると、なぜか値上げ要求を厳しくするようになったのです。
その値上げ要求に応じてくれない男性はすぐに交際を切り、クラブで新しい男性とデートをして毎月の稼ぎをキープするようになっていきます。
もし値上げに応じない男性であれば、ブランド品などを要求するなど、何を考えているのか、どんどん私の感覚はエスカレートしていったのです。
しかし、そんな中で打ちのめされた出来事がありました。
同年代の女性と話して改心
とある日、私は大学時代の友人たちと女子会をしました。
私がブランド品で固めていることや見栄えがだいぶ派手になっていることに友人たちは驚き、稼いでいるといったかたちでもてはやします。
クラブのことは伝えないものの有頂天になっていたのですが、話が進むに連れて少し切なくなっていきました。
皆、夢に向かって努力しており、中にはすでに夢を叶えてキャリアウーマンとして業界で活躍していたのです。
周囲は、仕事の話や将来の話、女性だからこそできる新しいイノベーションの起こし方など、とてもキラキラと輝いていました。
就職活動もほとんどせず、毎日男性からの支援にばかり興味を持っていた私は、その時に話せることは何もありません。
今何をしているのか聞かれても濁すだけですし、自分の立場がとても恥ずかしく虚しくなりました。
そして、その時の一人の女性がボーナスが出たから奢ると言って私たちの分の飲み代を出してくれたんです。
その時、はっきりと目が覚めました。
自分の力で地に足をつけられる女性になりたかったのに、私は何をしていたのだろうと。
夢から覚めるとは、まさにこのことでしたね。
まとめ
交際クラブは、たしかに使い方によっては、男性から多くの資金を援助してもらえると思います。
しかし、大切なことは夢に向かって進んでいる状況だからこそ、サポートしてもらっているという感覚です。
男性たちを金づると思った瞬間、人としてどうにかなってしまうのかもしれません。
私は今、交際クラブは続けていませんが、本当に素敵でサポートしてくれる男性だけは交際を継続しています。
そして、努力を続けサポートしてくれている男性に恩返しができるか、そういったことを考えているのです。
皆さんも、感覚が麻痺しそうになったら私の話を思い出してくださいね。
投稿日: 2024.10.16