交際クラブで出会う女性に限らず、女性に間違った態度で接する男性は少なくありません。
本気で好きになった女性に対してしつこい態度を取れば、簡単に嫌われてしまいます。
頭では理解していても、冷静さを失っている男性は女性に失礼な態度を繰り返し、自分では良かれと思っていることが裏目に出てお別れを伝えられることもあるでしょう。
特に女性が嫌うのは、何度もしつこく過去を詮索されることです。
男性としては知りたくても女性は嫌がるその心理を理解しておきましょう。
男性がしつこく過去を探りたくなる理由
前提として、なぜ男性は女性の過去を知ろうとするのでしょうか。
本来、交際クラブのような割り切りの出会い、そして交際において相手の過去は必要のない情報です。
話のネタとして女性自らが過去の出来事を話すことはあっても、男性からプライバシーに関連する過去の話を聞き出そうと躍起になってもメリットはありません。
しかし、男性の中には拒否されても懲りずに、何度でもその過去を詮索するような人がいます。
もちろんこれは女性にも当てはまりますが、特に男性は好きになった女性の過去を探りたくなる性質が強いと言われています。
好きになった女性のことをいろいろと知りたくなる欲求だったり、出会う前の過去を知ることで持っていなかった何かを得た気持ちになるのでしょう。
また、辛い過去を持つ女性の理解者になり好かれたい、あるいは過去に危険なことをしてきた人間かどうかを知りたい、女性の交友関係・異性関係を知りたいといった気持ちが理由になることもあります。
いずれにしても、無理に聞き出そうとすることは女性との関係にひびが入りますのでお勧めできません。
話のネタにされるのが嫌
女性の過去を知ろうと、男性が何度もしつこく聞くのはマナー違反です。
例えば、女性が明かしてくれた過去の失態などを、男性が話のネタにする行為を女性はとても嫌います。
お笑い芸人のように話を沸かせたいと思う男性は、しばしば女性の過去を自分の話のネタにします。
女性がもう忘れたいと思っていて、それでも信頼の証として話してくれた過去の話を、男性が面白おかしくイジッてしまっては、女性もやるせない気持ちでいっぱいでしょう。
辛い過去ではなかったとしても、笑い話にされると、だんだん男性にバカにされているように感じます。
男性としては、その過去の話でどんどん話題が広げられるため気持ちいいかもしれないものの、女性は男性にマイナスイメージしか抱かないため注意しましょう。
今後についてあれこれ指図されるのが嫌
過去の話を聞く、その行為は悪いことではありません。過去何があったのか、女性も信頼している人には相談することでしょう。
しかし、それをふまえて今後の女性の生き様を男性があれこれ口出しするのはいかがなものでしょうか。
女性には女性の考え方があり、信頼しているパートナーにすら黙っていることもあるはずです。それでも誰かに相談したい場合は、占い師や心理カウンセラーにでも相談するでしょう。
それは女性が、その道のプロに自分をコントロールしてもらいたい願望があるからです。
過去の話は、その人はどんな人間でどういった性格で、どんな思想を持って生きているかを知るきっかけになります。占い師やカウンセラーは、そこから未来の可能性を見出したり、道を示したりします。
しかし、専門的な知識のない男性に過去を話しても、そういった上質なアドバイスへの期待ができない上、余計な説教やいらぬ指図を受けそうなので、女性は男性に話す気にならないのです。
いちいち何か言わなくては気が済まない、聞き手に徹することができない男性は、特に注意しましょう。
トラウマを思い出させる
過去、何があったかは人それぞれエピソードに違いがあります。
そして、そのエピソードの捉え方も人それぞれであり、それを他人が強要する必要はありません。
聞く人によっては大したことがないと思える過去も、本人にとっては辛い過去かもしれませんし、その過去が辛い日々だった時期を思い出すトリガーになる可能性があるでしょう。
過去について知りたいと思い質問することは悪ではありませんが、相手が喋りたくなさそうであれば二度と聞かないのが大人のマナーです。
もし過去について強引に探ろうとすれば、女性はその度に嫌な気持ちを思い出し、パニックになったりして、男性と一緒にいることが苦痛になってしまいます。
この人は嫌な気持ちにさせてくる男性だ、そう思われたらもう仲良くすることはできないでしょう。
そうなっては手遅れですので、そもそも過去について詮索する行為を避けるべきではないでしょうか。
まとめ
交際クラブで出会った女性の過去を知りたくなる、その気持ちは男性であれば誰もが理解できるでしょう。
しかし、ほとんどの女性は過去について他人にペラペラと喋りませんし、詮索してくるその態度に不安を覚えます。
男性は、たまたま話題に挙がったりして聞く機会があった女性の過去について、もし女性が喋りたくなさそうにしていた場合、謝罪をした上で二度とその話題に触れないようにしてください。
そういう流れになることもありますので、その時点でやめておけば印象が悪くなることはありません。
しかし、気になるからと二度、三度しつこく聞けば、女性からは確実に嫌われます。注意して接しましょう。
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