正直、私は威圧的過ぎたんですよね。
交際クラブに登録してからさまざまな女性と出会ってきたんですが、とにかく継続にもつながらない、大人の関係なんて絶対に断られるといったかたちで全くうまくいくことがありませんでした。
その理由がわからずに悶々としていたのですが、スタッフさんやとある女性の言葉で威圧的すぎることが原因だとわかったんです。
私たち男性の中には、プライドが高い方も多く、どうしても威圧的になってしまう方もいると思います。
それは、交際クラブでは全く功を奏しません。その体験談をお伝えさせてください。
プライドの高い自分
高級交際クラブに登録できる男性は、確実に富裕層だと思います。
入会金など高額なお金を支払い、さらに女性とデートする際は全てこちらが持つ、さらに交通費などサポートを続けるといったことができる男性は世の中に多くありません。
だからこそ交際クラブには我こそはという成功者が多く、誰もが経済的に豊かな方ばかりなのです。
私もそれを理解していますし、だからこそ交際クラブに登録しました。
貧乏の出で、成り上がりでここまで成功を成し遂げただけに、正直プライドだけはとんでもなく高いと思います。
家族に何を言われようが自分を貫く、人前ではできる限り格好つける、お金は惜しまない、良い生活を見せつけるなど、見栄も張ってきましたね。
しかし、これはもう性分なので治らないと思っていたんです。
しかし、交際クラブに入り、とある女性と出会うことで考え直すきっかけになりました。
失敗続きの出会い
交際クラブに登録した当初、私はとにかく見た目が気に入ったらすぐに女性に声をかけていました。
女性と出会うと大盤振る舞いしていいところを見せつけ、武勇伝などで女性にガツガツとアピールをしたんです。
しかし、中には私の思いが伝わらないこともありますし、ちょっと私を小馬鹿にしてくるような女性もいます。
そんな時は私のプライドが許さず、かなり威圧的に注意をしてしまっていました。
また、選んだお店のスタッフが少しだけミスをしたり、気に入らない行動をとると烈火の如く怒るといったことも無意識にしていたと思います。
当時、そのプライドの高さと威圧的な行為こそ、“成功者の強さ”と勘違いしていました。
しかし、継続をお願いしようが大人の関係を迫ろうが女性は目も合わせず、さらに早くこの場を立ち去りたいといったかたちで断るのですからたまりません。
全戦全敗といったかたちで、全く良い出会いがありませんでした。
威圧的な態度に気がつく
そんなある日、私はこれだという理想の女性と出会うことができました。
見た目も声も、体型も全てが理想といった私にとって女神のような女性です。
いつも以上に気合いが入る私は、当然ながら伝家の宝刀かのように威圧的な態度で男らしさをアピールします。
しかし、その女性は出会った時よりどんどん顔色が悪くなり、言葉もあまり話さなくなりました。
デート終わり、その女性をどうしても自分のものにしたい私は継続をお願いしますが、断られます。
そんな中、私は今回ばかりはと引き下がらずその理由を問い詰めたのです。
すると、女性から威圧的で怖い、暴力的な雰囲気の男性は正直気持ち悪いと言われました。面食らいましたね。
お金がいくらあっても、人として苦手とまで言われたんです。いつもなら反論する私ですが、好きな女性に思い切り言われれば言葉がでません。
初めて女性関係で数日間、悩みました。
そして出た結論は、やはり態度の悪さ、威圧的な対応だったと反省することにしたんです。
少しずつ自分を変えた
スタッフにも相談すると、客観的に威圧的な態度は嫌われてしまう、富裕層だからこその器と余裕を女性は求めていると知りました。
小さなことでヘソを曲げ、金持ちであることを威張り散らしていた私は自分の器量の狭さに恥ずかしくなったものです。
それから、私は女性への態度を改めるようにしました。
出会った女性の話を聞き、とにかく優しく、そして安心して女性が過ごせるような空間づくりを心がけるようにしたんです。
だからといっていきなり継続に繋がるとは限りませんが、明らかに女性が楽しそうにしている、さらに場合によっては継続デートもOKをもらえるようなことも増えたんです。
いきなり自分の全てを変えることはできませんが、それでも少しずつ柔和な対応ができるようにはなってきました。
交際クラブで失敗続きでなければ、気がつかなかったかもしれません。
まとめ
交際クラブには富裕層の方が多く登録しているでしょう。
そのため、女性たちにとってお金を持っていることは大前提で、それを自慢して威圧的な態度になるなんてマイナスポイントにしかならないのです。
本当に今思えば情けない行動をとっていたと思いますが、気がつけてよかったです。
小さな犬ほどよく吠えるとは言ったもので、器の小さい自分が恥ずかしくてたまりません。
今ならわかりますが、もう少し人生で早くこのことに気がつければとちょっと後悔していますよ。
投稿日 2024.09.04