皆さんは、日本語が全く喋れない子と出会ったことはあるでしょうか。
仕事や観光客で出会うことはあっても、プライベートかつデートで二人きりになるといったシチュエーションはほとんどないと思います。
私の場合、交際クラブでの出会いでそんな奇跡の体験をしてしまいました。
最初は本当に戸惑いましたし、逃げようとしてしまったことも告白します。
しかし、今ではその子のおかげで海外旅行まで視野に入れるような仲にまで発展したんです。
なかなか驚きの体験ですが、いつか皆さんにも訪れるかもしれない出会いではないでしょうか。
私の体験談を、来るべきその時に備えてストックしておいてください。
すらっとした黒髪美人に惹かれた
私が交際クラブに登録していた理由のひとつに、女子大生をサポートしたいといった目的がありました。
年齢を重ねると若い女性とは仕事で出会うものの、女子大生と出会うといった機会はほとんどありません。
しかし、近頃の女子大生はとてもしっかりとしていますし、夢を持っている子もいます。
その上、見た目は大人なのにも関わらず、まだ考え方が子どもといった部分もあり、私たち大人の男性から見ると魅力的に見えてしまうのです。
私が交際クラブでオファーをかける際も女子大生を積極的に選んでいますし、まだ大人にはなれていないような子を選びます。
ただし、先日プロフィールをチェックしていると、とても大人びた女子大生がいました。
すらっとした黒髪の女性で、顔立ちは完全に日本人なのですがどこかエキゾチックな印象です。
不思議とその子に惹かれ、クラブ側にお願いしてデートをするところまでいきました。
日本人とは違うオーラと違和感
デートをする際、私はいつも美味しいご飯とお酒が飲めるものの、カジュアルさを感じる場所にしています。
女子大生の子たちにとって、あまりにも格式が高いレストランは居心地が悪いと思い、とりあえず話しやすさを重視したお店選びをしている私です。
今回の出会いもいつもと同様のお店をチョイスし、女性とお店の近くで待ち合わせます。
先に女性は到着していたようで、軽い挨拶を交わします。
「はじめまして」と私が先に名乗り、女性がその後に続きます。
顔立ちは日本人なのですが、光り輝く黒髪に美しい立ち姿、スタイルも日本人とはちょっとオーラが違うんです。
“きっとモデルでも活躍しているかも”と淡い期待を抱いていると、女性が「ナイストゥミーチュー」と挨拶してくるではないですか。
最初はちょっとふざけているのかと思ったのですが、その後もさらさらっと英語で話をしてきます。
その時、思ったのです。
もしかしたら、この子は外国人なのかもしれないと。
流暢な英語に驚くも考えた
お店に入り女性に飲み物を聞くと、そこも流暢な英語でドリンクを答えます。
私は、思い切って女性に日本語で「日本語は喋れますか」と聞くと、「ちょっと」といった答えが返ってくるのです。
そして笑いながら、また英語で私に何かを話しかけてきます。これは完全に日本語が喋れないパターンだとその時私は気づきます。
女性は一切悪くありませんし、オファーをかけたのは私です。
しかし、これからの数時間、全く話が通じない相手と食事をするのは厳しいと判断するのは普通でしょう。
正直、私は早く今回のデートを切り上げてしまおうと思ってしまったほどです。
とはいえ見た目は美しく、身振り手振りから彼女も私を嫌っている印象はありません。
そこで私は彼女に英語がほとんど喋れないことを伝えつつ、片言の英語で意思疎通をはかることにしました。
英語が話せないとはいっても、一般的な勉強をしてきた日本人くらいであれば日常会話の単語ぐらいはわかります。誠心誠意、ここは話をすることに集中しようと考えたのです。
英語を学ぶといった選択肢で継続
彼女も私が英語で一生懸命話そうといった姿に感激したのか、一生懸命単語を教えてくれます。
私も、彼女のために日本語を少し教えるなど、意外によい雰囲気で食事をすることができました。
すると、時間があっという間に過ぎていってしまい、気が付くとお別れの時間です。
早く切り上げようと思っていた私ですが、なぜかその女性との会話が楽しく継続したいと申し出たのです。
その時、私は彼女が美しいこと、サポートしたいこと、そして英語も学びながらデートを楽しみたいことを伝えました。
彼女も、オフコースといったかたちでとびきりの笑顔で答えてくれ、その瞬間に私のハートは完全に射抜かれたんです。
まさか、こんな出会いがあるとは思っていませんでしたし、計画していた結末とは全く違う内容となりました。
それでも、今この出会いがあったからこそ少し英語も話せるようになりましたし、彼女と良い関係性をキープできていると考えています。
まとめ
交際クラブというと、私は若い女性をサポートしながら男性が楽しむといったイメージを持っていました。
ただ、交際クラブにはさまざまな女性がいますし、バックボーンも女性一人ひとり違うことを今回の出会いで痛感したんです。
私はたまたま日本人らしい女性ながら英語しか喋られない子と出会いましたが、もしかしたらフランス語しか喋れない子もいるかもしれません。
しかし、そういった女性との出会いは運命かもしれませんし、大切にしていってほしいと思います。
それが、交際クラブの醍醐味でもあるのです。
投稿日 2024.07.02