経済的に豊かな男性が素敵な若い女性をサポートしながらデートを楽しむ、そんな出会いのサービスを仲介するのが交際クラブです。
近年、日本でも交際クラブが密かに盛り上がっており、中でも質の良い高級交際クラブには多くの男性会員・女性会員が登録しているそうです。
年齢の高い男性と若い女性をマッチングさせるサービスとは、いかにも日本らしいサービスと考える方もいるかもしれません。
ところが、海外にもこういた交際クラブは存在していることをご存知でしょうか。
日本と海外の交際クラブは、どのような違いがあるのかをご紹介します。
シュガー・ダディ
日本の交際クラブの仕組みとして、富裕層男性と若い女性の出会いを叶えるといった部分があります。
富裕層ということは社会的に成功している男性であり、地位も高いことから年齢層が高い傾向です。
40代の男性もいますが、ボリュームゾーンは50代から60代とも言われており、中にはお子さまが成人しているような方もいます。
一方、女性は夢を追いかけている若い女性が多く、20代前半の女子大生がボリュームゾーンだとも言われているほどです。
この年齢差は大変独特であり日本的なイメージですが、じつは海外にも若い女性に贈り物をして口説くような中年男性「シュガー・ダディ」、高額な金銭などをもらう代わりに年上男性と交際する「シュガー・ベイビー」という言葉が存在しています。
とくに、男性側の「シュガー・ダディ」は甘いパパと直訳できることからも、パパ的な立場でサポートしながらデートをしたい男性、そういった男性から金銭を受けとって交際したい女性といった交際クラブのような出会いは存在しているのです。
海外サービスとの共通点
厳密には交際クラブとは呼べないかもしれませんが、日本以外にアメリカやカナダ、韓国など数カ国に渡り似たようなサービスが存在していると言われています。
また、イギリスでも盛んに行われているなど、ほか国でもこういったサービスが展開されていることが想像されるでしょう。
まず、日本と海外における交際クラブに共通点があるとしたら、男女の特徴でしょうか。
そもそも男性が交際クラブに登録するためには、比較的豊かな経済力が必要です。
つまり、国そのものが裕福で多くの経済的強者を誕生させる土壌があること、また男性から選ばれるための美意識が高い女性が多いこと、この二点が成立している場合、同様のサービスが生まれると考えられます。
日本もそうですが、経済的な成功者は若い女性を手に入れたいし、そういった男性を求める女性が多いという点が共通点と考えられるかもしれません。
海外の交際クラブは日本と違った
日本と海外の交際クラブの違いは、そのシステムにあるようです。
海外の交際クラブは、SNSを模した何らかのサイトに登録し、そこでご自身の情報を記載してメッセージをやり取りするといったものが多いと言われています。
それではただのSNSと思われますが、一応ご自身の写真やプロフィール、さらに交際する上での条件などを記入した上でお互いに相手を探し合い、気に入った異性へアピールするといった内容のようです。
これら内容を見る限り、日本におけるパパ活アプリやマッチングアプリの交際クラブ版といった感じかもしれません。
登録料は無料で、思いのほか気軽かつオープンに利用できるようです。
また、一部有料のものもありますが、少しだけ出会いに特化したサービスが充実しているSNSといったかたちであり、これもまた有料マッチングアプリのようなサービスというかたちで運営されています。
日本は秘密の出会いができる
日本と海外の交際クラブの違いは、その出会いがどれだけ二人にとって秘密の出会いとなるか、そのシステムの構築の仕方だと考えます。
日本の交際クラブの場合、まず男性はある程度の金額を入会金として支払う必要があり、年会費なども発生するため、経済的余裕のある男性以外が利用するのは難しいでしょう。
さらに女性は無料でありながら面接が用意されており、それを通過して初めてその交際クラブの情報が記載されているサイトへと入れます。
他人が覗くことも気軽に参加することもできない、徹底したセキュリティのもと運営されているところに違いを感じるでしょう。
また、クラブ側のスタッフが出会いを仲介してくれる上に男性はセッティング料を支払うシステム、それをクリアして初めて女性へと接触できるところも独特です。
女性から男性にオファーはかけられず、あくまで男性のオファーが出会いの鍵となります。
日本の交際クラブは、本気の出会いを求めている男女のための、秘密の出会いを提供するといった部分が海外そのそれとは違うところかもしれません。
まとめ
海外、日本、どちらも交際クラブのようなサービスが存在していることがわかりました。
経済的に余裕のある男性が女性をサポートし、デートを楽しむといったベースは一緒ですが、クラブ自体のシステムには大きな違いがあります。
文化の違いなのか、海外のサービスは比較的オープンな雰囲気で出会いが展開されており、入会も手軽そうです。
一方、日本は秘密の出会いを徹底した作りになっており、本気の恋愛を楽しみたい男女のためにクラブ側がサービスを提供しています。
国ごとに特徴があってユニークですが、一段上のきめ細やかなサービスを徹底する国は、おそらく日本だけだと思います。
何せ、自分の希望を伝えるだけで、コンシェルジュが自分にぴったりの素敵な女性を紹介してくれるのですから。
物珍しさで試してみたい気もしますが、満足できる結果を求める場合は、やはり日本の交際クラブがおすすめです。
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